川村ちゃんはえらいという気持ち
えら・い【偉い / 豪い】
1 普通よりもすぐれているさま。
人間として、りっぱですぐれている。「苦労しただけあって、―・い人だ」
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GWのアンジュルムは大忙しだった。
むしろここからがリリース週であり、本番はまだ終わっていないのだけれど、
3日は大阪でイベント。
4日は昭島でイベント。
5日は中野でコンサート。
6日は流山でイベント。
多忙を極めていた。
あれだけのすごいコンサートをやった翌日にイベントて。
十人十色+はホントに良いコンサートだから武道館公演行こうな(告知)
そんな過酷なGW最終日、流山おおたかの森でのイベントを見に行った。
天候ばっちり晴れ。日差しテリテリ夏模様。
30℃まであと一歩という不健康な気温(インドア派)
ステージはある程度日陰になっていたとは言え、浴びる日差しは本当に暑かった。
扇風機が準備され、ヒヤロンが箱で控え室へ運ばれていくのを見かけた。
そんなミニライブ1回目が終わって、握手会。
長机、それにテントが運ばれてきて設置され、メンバーがやってきた。
先頭にあやちょ、続いて期順に並んでいったのだが、1つしかなかったテントの日陰がかなり小さく、メンバーがぎゅっと詰めても、最後に並んだ川村ちゃんだけが日陰から溢れてしまっていた。
サンサンと射す太陽光を浴びる川村ちゃん。
「あれは気の毒だろ・・・」
と誰もが思った(たぶん)
そのままでどんどん進む握手会。
自分もサラサラ流れて川村ちゃんの前に。
「・・・・・・(大丈夫かなあ)」と微会釈をすると、
「今日も楽しみましょー!」とめっちゃ笑顔でサムズアップをされた。
まじかよと思った。
ぜったい暑いのに。
汗をかいているのに。
そもそも疲れているはずなのに。
きっと川村ちゃんは、その姿は見せないんだろうなと感じた。
えらい。
めっちゃえらい、とびびる自分。
ステージの上で太陽の光を浴びながら、前髪を汗で濡らして、笑顔で「適当を知って、楽に生きよう。ここ一番はちゃんとして」と歌う川村ちゃんに、心打たれずにいられるのか。
その日の夜に更新されたブログ。
「今日もとても楽しかったです!!
私太陽には強いと思うんですよ!
小さい頃夏休み毎日太陽浴びながら外で踊りよったき笑!
やき、ひょろひょろやけど心配しないでくださいね」
☆ながれやま☆川村文乃 | アンジュルム メンバー オフィシャルブログ Powered by Ameba
きっとたくさんの人に「大丈夫?」って訊かれたんだと思う。
その場でも答えていたと思うけど、ブログでも重ねてアフターフォロー。厚労省もびっくり。
えらい。
えらいポイントゲット。
加えてこのブログでは、自身がプロデュースしたセットリストの選曲理由が書かれていて、その理由も明確で狙いがあってまたえらかった。
内容は読んでほしいけど、「その日の思い出に+景色や天気が加わる」という言葉にはものすごく共感した。
同じ流山おおたかの森で、夕暮れ時にやった「夕暮れ 恋の時間」のことを、今でも覚えている。
MCでは「来週はお台場や池袋や東京ドームシティでイベントがあるので」と今後の予定をサラサラと羅列。
武道館の告知ではおたくに復唱を求めて、
「5月28日~!」(5月28日~!)
「5月28日~!」(5月28日~!)
「行くぞー!」(行くぞー!)
「オー!」(オー!)
と、にぎやかに告知。
自分は優先エリアの外から見ていたのだけど、なんだか楽しそうだなと普通に思った。
なにより川村ちゃん本人がすごく楽しそうに元気にやっているのが素敵だった。
えらい。
えらいパーツが集まってエグゾディアで特殊勝利。
川村ちゃんが全方位的にえらいものだから、twitterに書き切ることが出来ずにこうしてブログになった次第。
これは1日間のお話。
加入から1年弱。
改めて感謝ばかり。
そんな川村ちゃんの初武道館公演のチケットが現在発売中ですって(告知)
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「アンジュルム コンサートツアー 2018春 十人十色 +」を見に行ったよ(in座間)
「アンジュルム コンサートツアー 2018春 十人十色 +」を見てきました。
(薄暗い写真しかない)
どんな作品を見せてくれるのか。
わくわくしながら行った座間初日、2日目昼公演。
結果から言えば、ブログを書きたくなるコンサートだった。
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セットリスト。参考程度に。
1.泣けないぜ・・・共感詐欺
2.スペシャルメドレー
○汗かいてカルナバル(全員)
○ええか!?(中西香菜メイン・竹内朱莉、室田瑞希、笠原桃奈、川村文乃)
○新しい私になれ!(上國料萌衣メイン・勝田里奈、佐々木莉佳子)
○カクゴして!(全員)
○ダンスパフォーマンス(和田彩花・竹内朱莉・室田瑞希・佐々木莉佳子・船木結)
○エイティーン エモーション(川村文乃メイン・中西香菜、笠原桃奈)
○新・日本のすすめ!(室田瑞希メイン・和田彩花、竹内朱莉、船木結)
○私の心(中西香菜・勝田里奈・上國料萌衣・笠原桃奈・川村文乃)
○好きよ、純情反抗期。(勝田里奈メイン・和田彩花、竹内朱莉、室田瑞希、上國料萌衣、笠原桃奈、船木結、川村文乃)
○上手く言えない(全員)
○大人の途中(竹内朱莉メイン・和田彩花、中西香菜、勝田里奈、室田瑞希、佐々木莉佳子)
○ブギートレイン'11(笠原桃奈メイン・上國料萌衣、船木結、川村文乃)
○臥薪嘗胆(全員)
3.ドンデンガエシ
4.大器晩成
VTR(4分休憩)
5.マナーモード
6.涙は蝶に変わる
7.愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間
8.出過ぎた杭は打たれない
9.次々続々
10.乙女の逆襲
11.キソクタダシクウツクシク
12.愛さえあればなんにもいらない
アンコール
13.Uraha=Lover
14.君だけじゃないさ・・・friends(2018アコースティックVer.)
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いや、ライブハウス「十人十色」の伏線ここで効いてくんのかよ!って言う。
メンバー全員のソロ歌をセットリストに組み込んだライブハウス「十人十色」。
それに+がくっついて、まあ関係ないだろと思ってたらまさかの伏線だった。
前半はメインメンバーを設定したスペシャルメドレー。
後半はすべてフルコーラスのグループパート。
今回の「十人十色 +」は完全に二部構成。
個を見せる一部。
集団を見せる二部。
あやちょが「個性は大前提、その上でグループとしてのまとまりや統一、塊としての強さを見せていくことがこの春ツアーで出来れば」と言っていた。
まさにそのままのコンセプト。
まずそこが好き。コンサートにはコンセプトが必要。
★一部
コンサート会場の天井でおもちゃ箱がひっくり返ったみたいだった。
てんでバラバラの衣装を着たメンバーが次から次へと曲を歌う。曲も予想外。参加メンバーも多かったり少なかったり。いきなり全員で歌ったり、ダンスパフォーマンスが挟まったり。
「今、この時だけはなんでも許される!」と言わんばかりのしっちゃかめっちゃか無秩序感。
これを待っていたと思った。
可愛さとカッコ良さと楽しさが、ぎゅっと詰まって自由。
すくすく育った個性の競演。
新・日本のイントロとともに優雅なむろたが手を振りながら階段を上がってきた時には大笑いしてしまった。団長!
久しぶりの「ええか!?」とか、勝田里奈さんの「好きよ、純情反抗期。」とか、ちょいカワを思い出す「大人の途中」→「ブギートレイン'11」とか。
心を動かすものが多すぎる。
スペシャルメドレーが終わって、その後のドンデンと大器晩成の意味はなんだろう??と考えていたらそれが一部終了の合図だった。
~休憩4分~
VTRがあるよ。
★二部
一転おそろいのアイドル衣装を着て、アンジュの曲をフルでお届け。
組織を見せるターン。
たとえば「出過ぎた杭は打たれない」の話をすると。
自分は杭があまり好きじゃない。
それでも、今日見た杭は今まででいちばんカッコ良かったんじゃないかと思った。
何度も披露してきたグループとしての練度、メンバー個々の成長、楽曲の世界をつかんだ表現が、グループ全体・楽曲全体の印象値を上げている。
特に一人。
佐々木莉佳子さん。
佐々木莉佳子さんですよ。
このツアーの莉佳子はべっっっらぼうにカッコいいな!
要所の表情の作り方、おどけ方、長い手足を鋭く使ったダンス。
ツアー見た人みんな莉佳子の話してる。
近い将来、もっともっと多くの女の子ファンが莉佳子に熱狂することになる。そんな未来が見えた気がしたよ。
「乙女の逆襲」
「キソクタダシクウツクシク」
「愛さえあればなんにもいらない」
流れとしては解かるけど、ラストにそれはどうなのなんて思いとともに本編終了。アンコールへ。
新曲「Uraha=Lover」と「君だけじゃないさ・・・friends(2018アコースティックVer.)」を披露して全編終了。
「君だけじゃないさ・・・friends(2018アコースティックVer.)」は、完全にこのシーンで歌うために作られた楽曲だった。
3人フィーチャーの通常版と違って、メンバー全員が順番にソロで歌っていく構成。
良い曲なんすよ。
感動的なシーンでもある。
だけど、シングルに収録する必要はなくない?
通常版をコンサート用にアレンジしましたって言ってやれば良かっただけだと思う。
2014年ならそうした(適当)。
これを収録してしまうあたりが最近のハローの悪いとこ。
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納得のいかないことが一つ。
後半を(やっている頻度の高い)アンジュ曲でかためたこと。
アンジュルムのスタッフは、とかくアンジュとスマイレージを分けたがる。
「アンジュしかやらないんだ!」というならそれも解かる。でも前半でスマイレージの曲やってるし。今までもやってるし。
やらないのではなく、扱いを分けている。
コンサートツアー『変わるもの 変わらないもの』もそういう作りだった。
自分はそれが納得いかない。
当たり前の顔をして、持ち歌から好きなように曲を選んだら良いのにと思う。
そこに括りをもうけて何か得することはあるのか。
スマ曲って言葉自体あんまり使いたくない。
前半の楽しく混ざった姿を見てほしい。 まあちょっとは分かれてるけど。
後半にだって、変な括りなく、アンジュの組織としての真価を新しく試す楽曲を入れて良かった。
せばめることなんかない。
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5月9日発売の新曲について。
◎『泣けないぜ・・・共感詐欺』
この曲、あんまり聴いたことのないメロディで面白い。
【全米、感動、号泣】はともかく【全然、颯爽、蒼穹】っていう歌詞、意味は解かんないけどノれる。
ラストの「オリジナルの衝撃に 泣け」っていう歌詞が好きだった。
全員で「泣け!」ってかますところめっちゃカッコいいよ。
◎『Uraha=Lover』
「君に大嫌いなんていったわ 振り向き歩き出す」
「君は大好きなんていったわ 振り向き歩き出す」
「私の背中を見て 本当は少しだけ ほっとしてるくせに」
別れの場面さえ、淡い色合いの思い出にしようとする男性と、
裏腹な心で大嫌いなんて言う女性。
そんなこと言って、本当はほっとしてるくせに、っていう歌詞は中々ドラマチックだと思った。
燃え尽きたので終わります。
次は福岡。
勝田里奈さん誕生日おめでとうございます。
セットリスト、ネタバレのススメ
ラドバルキンと戦いすぎて癒やされはじめた。アゴがチャーミング。
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アンジュルムのライブハウスツアー「十人十色」が3月3日の横浜bay hallから、
アンジュルムのホールツアー「十人十色 +」が4月7日のハーモニーホール座間からSTARTする。
+。
アカウントにめっちゃ+付けたいんだけど5月まで下ろせぬ十字架を背負うようで躊躇してる。
始まる前に書きたかった。
書きたかったって言うほどの熱意はないけど。
まー書いてみよっかな?? くらいの。
読んでくれるなら玉露くらいの温度感で読んでください。
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昨今、ハロプロおたくでセットリストのネタバレを避ける人が増えている。
コンサートに入った人は「ネタバレは避けるけど」「ネタバレはしないけど」そんな言葉を添えて感想を書く。
家にいた人は、おのおのセットリストを探してきて「あれやるんだ」「めっちゃ楽しみ」など曲名を伏せて感想をつぶやく。
ネタバレを嫌がる人がいることを知っているから。
知りたい人と嫌がる人、その割合は解からないけど。
とにかく嫌がる人いて、怒られるのもヤだし、避けておこう。
そんな自主規制ムードが定着しているのを感じる。
(時節にぴったり)
自分はセットリストのネタバレを気にしない。
初日は気になれば情報を探しに行くし、「へえー」って思った後で正直忘れてしまう。
自分はぜんぜん気にしないけれど、じゃあセットリストをつぶやくかと言えば、もっぱら避ける。
だって怒られたらヤだし。解かるよ。そうなったらめんどいもんね。
少し脱線すると。
セットリストのネタバレは気にしないけれど、舞台のネタバレは「読まない方が良いな」と思う。
セットリストのネタバレを嫌がる人の気持ちはそういうことなのかもしれない。
コンサートを初めて出会うストーリーのように楽しんでいるのかもしれない。知らんけど。
だからネタバレが嫌だって気持ちは、共感は出来ないけど理解は出来る。かもね。人それぞれ。
真実を言えば、ネタバレは発信側じゃなくて嫌な人が避けるべきだし、ネタバレが嫌なのにそのタイミングでSNSにいる場合じゃない。ちゃんと蓋をして、自分だけが知らない世界を作るのが正しい。
でもそれはちょっと慈悲がない。
twitter在住おたくなのでtwitter読むなとは言えないんだ。
でも、ネタバレを避けるが故に生まれる不利益の話もしたい。
そういうのもちゃんとある。セットリスト探すのめんどいに1票。
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この前、juiceのライブハウスツアーの初日に入ることがあった。
ライブが終わって、本当は、「この世界は捨てたもんじゃない最高!」って叫びたかった。
でも言えなかった。じっとり黙って大雨の中を帰った。転ばぬ先の自主規制。
言えなかった感想は、言えるようになった頃にあらためてつぶやかれたりしない。
そのうちに忘れてどこかへ消える。
だいたい言えるようになる頃っていつなのか。今の今まで「この世界は捨てたもんじゃない最高!」とはつぶやかなかった。
「あのパートが素敵だった」「あのダンスがカッコよかった」「この曲からこの曲への流れが良かった」。
全部言えない。
細かい感想を奪われたおたくは、「楽しかった!」「最高!」、そんな言葉しか言えなくなる。
はっきり言って、そんな言葉が人に刺さるはずもなく。
感想に制限をかけるなんてもったいないこと。
感じたこと全てを書いてほしい。その気持ちはその瞬間にしかない。その出来事はその場にしかない。忘れないと思っても忘れるし、光景は目に焼き付かない。だいたい目に焼き付けるって言葉キライなんだよ。
全力の感想を、自分は読みたい。
自主規制がそのくびきになるのなら。
アンジュルムのライブハウスツアー「十人十色」。
自分は初日の昼公演に入る。何事もなければ。入ってなかったら何かありました。
敢えてセットリストを羅列してネタバレをしようとは思わないけど、書きたい感想があるのなら、自主規制なしで曲名だろうとなんだろうと書くことにした。
だからごめんね? っていうブログ。
twitterをフォローしてくれている方でネタバレが嫌な方は、3月3日、リムーブしない形でうまいこと対処してほしい(リムーブしない形で)。
まあ、あんまり気にせず書くよってことで。
その瞬間の熱、感情、記憶を大事に記録していこう。
みんなもどんどん書こう。初日の昼間っからガンガンネタバレしていこうぜ!(共犯作り)
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