SEPTEMBER ENDs

オレンジ

チケットをなくしたけどなんとかなった話

 

※2018年11月23日現在の情報です って書くと情報ブログ感が出るね。

 

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アンジュルムパシフィコ横浜公演、前夜。

翌日に向けてせっせと荷造りをしている最中、ハッと、チケットをなくしたことに気付きました。

これはその時の話とその後の話。

おたく歴の長い人は知っていることだと思うんだけど、最近ファンになった人もたくさんいるから、ちょっとした情報共有。

あと反省。

結果から言えば、なんとかなります。

 

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かばんを全部漁っても出てこない。

チケットホルダーにも入ってない。

床にぺたりと伏せても落ちてない。

 

蘇る記憶。

3日前。開封済みの青封筒をぽいぽいごみ箱に放り込む自分。

 

はい、やったね。

間違いなくあれだわ。

中に入ってたんだわ。

 

新メンバー発表を明日に控え、メンバーの皆さんのエモーショナルなブログが続く中、「なんてことをしてしまったんだ・・・申し訳ない・・・」とがっくりと落ち込んでベッドに潜り込んだ。

 

朝。

もたもたとtwitterを開くと、フォロワーさんからこんな情報が。

 

FCってチケット復活出来る制度なかったですか?

 

あ。

そう言えば、そんな都市伝説を聞いたことがあった。

自分には関係ないと決め込んでいたから、なくした瞬間は思い出さなかったけれど、そんな噂を聞いたことがある。

(※実際ネットで「ハロプロ チケット 紛失」で調べたら同じような体験談が出てきます)

 

これは行けるのでは・・・? と確証のないまま、会員証と身分証とお金をかばんに大事に入れて会場へ。

 

12時到着。

流石にグッズを買ってる心持ちではない。

グッズ売り場付近にいたバイトさんに「チケットをなくしてしまいまして。そのことでお話を」と偉い人に話をつないでもらう。

一段上の人が出てきてくれたものの、「まだFCの人が来ていないので、開場時間にもう一度お越しいただけますか? その時に判断すると言うことで・・・」と申し訳ない感じで言われたのでいえいえそんなそんなと撤収。

 

maisonを聴いてじっとすること1時間。目の前でピザが飛ぶように売れる。

 

14時。開場時間。

入場口付近の俺はバイトじゃないぞ感が出てるスタッフさんに話しかけると「あ、先ほどお申し出いただいた・・・」と言われ、そうですそうですとなる。しかし「すみません、まだFCの方が来ていませんので」とのこと。

まだかい! とは思ったものの勿論待つ。

 

14時20分頃。

入り口すぐのところに通してもらって、ついにFCの人に「チケットをなくしてしまって」と事情を説明します。

この時、周りに自分と同じようにチケットを紛失した方が5,6人いて、がぜん心強い気持ちになる。

 

向こうから受けた説明は以下の通り。

 

会員番号からFCでの購入確認を取ります

開演5分前にその席が空いていることが確認されたら、そこで改めてチケット代を支払ってもらって、仮チケットをお渡しします

後日、チケットを返送いただければ返金します

 

○購入確認は勿論取れます。

 

○空席確認は、空席狙いのいわゆる「ドリーマー」がいた場合ダメってことになっちゃうんだけど、実際その時お一人、空席確認が取れなかった方がいたようなんですが、FCの人が「私確認してくる」と急ぎ会場へ走っていきました。

え、そんな丁寧な対応してくれるの?! アップフロントはおたくをお客だと思ってたの?!」と驚く自分(失礼)。

自分は入場してしまったのでその後の結果は解からないけれど、直接行ってチケットを確認してくれるんだったら、解決したかもしれないね。してたら良いなあ。

 

○返金については自分は当然ダメだけど、家に忘れてしまったという人ならお金は返ってくるということ。親切。アップフロントはおたくをお客だと(

 

 

というわけで、FCで買ったチケットなら、例えなくしても忘れても、なんとかなります。諦めないで!

でもホント、チケットは大事にしようね。

 

意外と融通をきかせてくれる会社アップフロント

今年はもう叩きませんありがとうありがとう。

 

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「電光石火」についての和田彩花さんのお話

 

書き起こしただけだよ。

 

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リハーサルでツアーの意気込みをなんとなく言ってみたけど腑に落ちませんでした

 

和田さんがブログに綴った言葉。

リハおわった | アンジュルム 和田彩花オフィシャルブログ「あや著」Powered by Ameba

 

この言葉の真意を問われ、和田さん自身がラジオで語っていた。

以下は書き起こしになるが、秋ツアーについての話は5分にわたるためとても長文になっており、ラジコプレミアムの人は以下のURLから聞いた方が早いと思う。イマドキのおたくはみんなプレミアムでしょ?

じゃあなんで書き起こしたとか言わない。

http://radiko.jp/share/?sid=TOKAIRADIO&t=20181118014657

 

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「私たちはその、個性をとても大切にしているし、前回のツアーでは十人十色って言葉を使ったり新曲の中にもそういった側面すごく大きく出てくるわけじゃないですか。

 ええっと、だけどそれは春ツアーとかでよく見られたように、衣装も最近はずっとバラバラだし、とても分かりやすく、多様って部分が出てくると思うんですけど。

 でも一方ではアンジュルムのライブって、今回の秋ツアーのようにすごく作り込む世界観とか・・・、それってなんか、その多様っていう部分とはまたちょっと違うアンジュルムのひとつの側面であり、むしろずっと続けてきた部分。なんかちょっとした、クールな姿もひとつのアンジュルムだと思うんですよ。

 でもそうなった時に、衣装もみんな全員一緒だし秋ツアーは。おんなじ形で。それにやっぱり、うん、まあそこにはとても、クールな衣装の形にはなってるんですけど、個性は全く見えないわけじゃないですか。でさらに、MCでもその秋ツアーの時はそんなに個性を出さずに、むしろなんか『落ち着いて喋ってほしい』って言われてて。

 逆にそれは、自分たちを出すって言うことではなく一周回って、その、今までやってきたことと同じことの延長線でしかないじゃないですか。つまりなんか、決まった中での、その、自分を出すとか。

 例えば思いっきりキャラ作りをするアイドルがいると思うんですけども、それはとても作ったものであって自分自身では・・・、すべてが自分自身ではないと思うんですよ。アンジュルムって普段はそっちとは真逆なところにいて、思いっきり自分たちを出していくしそれを大切にしていく、だけども秋ツアーではまた違った側面がアンジュルムにあって、その、ちょっと逆に一周回って作っているというか。

 分かりますか? MCでもちょっと言い方を落ち着いて言ったりとか、むしろそう言うことをやってほしいって言われて私たちもやっているので。でもそうすることでクールな部分が見えてくるからって言うことでそう言う風に作っているんですけど。

 でもそれって結局、数多くいる、その今までとかこれまでのアイドルの作られた部分と変わりはないわけで、その延長線でしかないわけで、一周回って『ああ結局私は同じ事やってるな』とはちょっと思うところはあるんですけど。

 でもパフォーマンスも、個々を出していくと言うよりも、やっぱり演出とその世界観を見せるためにみんなで揃えていくし、そこには個が見えると言うよりもその世界観をどう表現していくかって、ある意味なんか作った世界観って言うのがすごく重要になってくるわけじゃないですか。

 でもアンジュルムって個をとても大切にするから、私はリハーサルで、なんかその『アンジュルムの多様な部分を楽しんでほしい』って実際言ってみたんですよリハーサルの時の意気込みで。だけどすごく腑に落ちなかったのはやっぱそこの差がすごくあって、でもどちらもアンジュルムなんですよ。もちろん、差を大切にすることも今まであったから今のそのアンジュルムの形が出来てるわけで。

 だけど、一方ではそんな風に世界観を作り込むことで出すクールさとか、アーティスティックな部分って言うのもアンジュルムの一面にあるし、アンジュルムのLIVEならではのところでもあるし、だけどそれは実際、よくよく考えてみれば今までやってきた、アイドルの方が多くやってきた部分の延長線に置かれる部分であって。

 普段の私たちとしては、と比べると逆にちょっと違う部分があるわけで作り込んでいるので。でもそれもアンジュルムのひとつの側面であり、って。

 だから今回の秋ツアーについては多様って言うのは意外と当てはまらなくて、でなにかと言うとやっぱり作り込んだ世界観とかそれを楽しんで欲しい。その中で、でも結局はその差を認めたことによる、出てくる、ステージから出るパワーって言うものがその世界観を支えるものであり、その世界観を作り出すものであるから、変わりはないんだけど。

 なんかね、難しいんだけど、私は『あ、今回のツアーでは多様って言うのはまたちょっと違うな』って。そことの関係は絶対にあるわけなんだけど、その言葉を使うからこのツアーの良さが引き立つってことにはならないなってすごく思って。

 でもアンジュルムのライブってこう言う風に色んな側面があるんだなと思って、うん、なんか感心してしまいました」

 

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今回の「電光石火」に『多様』という言葉は当てはまらない。

ああ、やっぱりそうなのかと。

アンジュルムの“一面”を見せつけるコンサートだったか、と。

納得をする和田さんのお話だった。

 

和田さんがこの文章を書いたブログ。

その前に書かれたメンバーたちのエピソードを読む。

電光石火には馴染まなかった『多様』という言葉がそこにある。

 

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(最後に自分の感想貼っておきます)

sayurumoon.hatenablog.com

 

 

アンジュルム2018秋「電光石火」に行ってきた


宇宙の 法則が 乱れる!


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アンジュルム2018秋「電光石火」at NHK大阪ホールを見てきました。


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結局はLOVEなんですけど、このブログも最後にはLOVEなんですけど、いろいろ思ったこともあったのでブログにしました。
先に書いとくとコンサートをすごく楽しんだんだけど、その上でどっちかと言えば根暗な話をします。
ネタバレもします。

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最初にかつたさんの可愛かったところを書くから。通って。

今日は公演前に握手会があって、かつたさんの最新の赤グラデーションの髪良いなあと思っていたので、いつも喋んないんだけどそれくらい伝えようかなと入り口のパーテーションの間からかつたさんを見て、見て、前髪ぱっつんになってて(ハッ?)てなって、よくよく見ると横に細い編み込みも作っててばっちりヘアメイクで、うわめちゃめちゃ可愛いON眉? ON眉だよね? ON眉って見間違えじゃない? じゃないわ確かにON眉だわってなってる間に目の前にいて、(めちゃめちゃ可愛い)と言葉にはならず心でうなり、流れ、エスカレーターに乗りながら手が震え、人にTwitterにヤイヤイわめき、早くまた見たくてたまらず、いざコンサートが始まるとポニーテールに変化していて(まじか可愛い)となって、右ほほのほくろにトライフォースを見た。
一息。

ホントに可愛くて、解かってたけど可愛くて、今日も動揺した。
「Uraha=Lover」をにこにこ歌うかつたさんが可愛かった。
「友よ」で和田さんとあっち向いてホイ、タケとジャンケン、かっさーに抱きつかれるかつたさんが可愛かった。
かつたさんが可愛かった話をしたからもう終わっても良い。終わる?



◎電光石火について

今回のツアータイトルは電光石火。
きっと今後ビジュルムで、このツアーにいかなるコンセプトがあったのか、いかなる狙いがあったのか、和田さんの言葉で語られることになると思う。
だからその前に書きたい。
書いておいて、あとで間違いに気付きたい。

セットリストについて話をするから最初にそこから。


1.乙女の逆襲
2.七転び八起き
3.地球は今日も愛を育む
4.出過ぎた杭は打たれない
5.ミステリーナイト!
6.愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間
7.次々続々
8.キソクタダシクウツクシク
☆ダンスパフォーマンス
9.忘れてあげる
10.君だけじゃないさ・・・friends
11.寒いね。
12.I 無双 Strong
13.泣けないぜ・・・共感詐欺
14.マナーモード
15.Uraha=Lover
16.友よ
アンコール
17.46億年LOVE
18.タデ食う虫もLike it!

※すべてフルサイズ


今回の電光石火。
見ていて真っ先に思い出したのは、1年前の中野で行われた、風林火山だった。

カッコよさに全振りした構成、登場時の長いロングコート衣装(みたいなの)、各々が一言述べて去っていく自己紹介、燃え盛る火炎のイメージ映像。

このコンセプトは前に見たぞ、と思った。
比較はしていないけれど、セットリストもかなり近しい形だと思う(探して)。

似通ったコンセプトが故に、メンバーの成長、変化は伝わる。
かっさーは月影先生ばりに片目を髪で隠しながら楽曲の世界観を表現、中西さんのダンスや歌がここへきてグッと良くなり、安定感を増したかみこやむろの歌は聴いていてとても気持ちが良い。
メンバーはみんなホントに進化している。


風林火山から同じメンバーで駆け抜けてきた1年の変化と成長。
そういう狙いがあったのかもしれない。


だとしても、思う。
これはアンジュルムの一面に過ぎないのに。



ダイバーシティ

ダイバーシティ。多様性。
「46億年LOVE」の歌詞に登場するこの言葉は、ここ最近リリースされた「泣けないぜ・・・共感詐欺」や「タデ食う虫もLike it!」でも歌われていて、自分は、この言葉がまさしく今のアンジュを現していると感じている。
十人十色。
メンバーの多様性。
それがそのままグループの多様性。
簡単に言えば「カッコいいのも楽しいのも可愛いのもなんでも出来る」。
それがアンジュの圧倒的強みだと、自分はずっと思っている。
だから、終盤をのぞいてここまでカッコよさに振るのなら、その逆、可愛さや面白さに振った別パターンがあっての二翼一対、そんな形でないと、魅力を映しきったとは言えないんじゃないか。ダイバーシティを使いきれていないのではないか。
そんな風に思ってしまった。

(と、昼公演で思ったものの、「解かった、カッコいいのしかこないんだな。ようし、見せつけてもらおう」という気持ちでのりこんだ夜公演はすごく楽しかったので話半分でお願いしゃす)

ホント、夜公演は楽しんだ。そういうものだと思っていれば。
昼公演はカッコ良さと楽しさのワンツーパンチを待っちゃってたんだよね。
でももっと出来るぞ!
アンジュはあと二回変身を残してるぞ!



◎46億年LOVE

ただ。
こんな頭でっかちなどうこうも「46億年LOVE」の前ではチリも残らない。結局はLOVE。おれたちは勝ったんだ!

「46億年LOVE」は金メダルに楽しい。
初めてイベントで見た時に1等賞なのは解かってたんだけど、おたくが大勢になると、「ノッテこう」をみんなで叫び出すと、こんなにもヤバいかと驚いた。
会場中が楽しそうで、それを見てメンバーが楽しそうで、満ちた楽しさを感じてまた自分も高まっていく。
今後ハロー全体のLIVEでもたびたびやっていくことになると思う。客席大荒れになってほしい。みんなででんすでんすだ。
アンコール明けでいきなり始まるから、アンコールを叫んでいる最中から臨戦態勢で構えておかないと乗り遅れるよ!




◎細部

・「愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間」のBメロでスクリーンに地球を映すのいい加減やめなさい
・「次々続々」の謎のフレーム飛ばし映像も必ずやってるけどそんなに好きか
・休憩時間に流れる(水戸黄門が始まるのかな?) っていう音楽と火炎の映像、ギャグなのかマジなのか悩んで悩んで見届けたらマジだった。
・ダンス部めちゃカッコいい。ただ次の「忘れてあげる」の歌い出しがかみこ、続いてハケたばかりのタケになっていて、ダンス部終わりから次曲が始まるまでにすごく変な間がある。設計ミス。


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めちゃくちゃなことを言えば、パシフィコででんすでんす出来るだけでチケット代は回収できる。
そのうえバリカッコいいアンジュが見られる。
チケットが残ってるのか知らないんだけど、みんなででんすでんすしに横浜へ行こう。


終わりー。