SEPTEMBER ENDs

オレンジ

演劇女子部「アタックNo.1」を観に行った

 

中条あやみさんと上國料萌衣さんの顔は可愛すぎてびびるTOP2。

 

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演劇女子部「アタックNo.1」観てきました。

 

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(ギャグとしてはハイセンスなビジュアル)

 

感想書いていきます。

出来れば読む前でも読んだ後でも良いけど観に行ってほしいな。

 

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まずは演出家さんのインタビューがめちゃおもしろコンテンツだからこれを観て。

 

www.youtube.com

 

今回の舞台、ストーリーは知っているようなものだった。

原作の「アタックNo.1」を観たことはない(観ようとしたらNETFLIXからちょうど消えた)。

観たことはないけれど、原作から設定も物語も変更されているけれど、何故か知っているような気がするし、実際知っているように観ることが出来る。

王道のスポ根。

友情であり、努力であり、勝利である。

 

正直に言えば、ストーリーはおもしろくない。

おもしろくないと言うのも違うかもしれない。

驚きがないとか、そんな言い方の方が近いか?

 

腕力強化のために手首に鎖を巻く時代の話を、自分はツッコまずには観られないんだよ。

 

全体としても、本来ならアニメ1クール分とも思える内容を、だーんだーんとだるま落としして2時間に詰め込んでいるから、初回はその速度感にかなり戸惑った。

ただ2回目からは、「ああここまでがアニメ1話分なんだな」と思って観るようにすると、省略されている部分を補完出来るようになって、なんとなく飲み込みが良くなった感じがする。

 

適当に並べると、

 

第1話 早川みどりとの出会い(舞台では5分)

第2話 バレー部キャプテン大沼みゆき(〃)

第3話 新バレー部と石松(〃)

第4話 バレー部vsバレー同好会(〃)

第5話 新しい仲間たち(〃)

(この辺で寺堂院高校に一度負けてる。黒子のバスケで言うと6巻)

第13話 新しいコーチ、スパルタ特訓

第14話 コーチとの確執

第15話 コーチとの和解

第16話 いざ地区大会!

みたいなね。

アニメなら1~2話かけてやる話を5分でぶっとばしてるんだ、と思って観ることでようやく腑に落ちた。

スパルタ指導に対して、「コーチのやり方には賛成できません!」から「もっと厳しい特訓をしてください!」になるまで舞台では約1分間の出来事だけど、きっとアニメ2話分くらい使ってるんだよ。

 

と言うわけでストーリーは、スポ根好きの人は楽しいんだと思うけど、新しいものが観たい自分には向いてない。

 

だけど、自分は4回観て4回泣いている。

その涙がどこからきたのかと言えば、きっとメンバーの迫真によるんだと思う(ここで最初に貼った動画に戻る)。

 

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今回の舞台は、メンバーの演技を観るのがとても楽しい。

選んで3人。

 

佐々木莉佳子さん

まず可愛い。

莉佳子の演技はディテールが上手い。台本上の台詞の行間、吐息や、言葉遣い、動作。書かれていない部分の表現。それらが積み重なって、京子の感情に迫真がある。台詞が台詞じゃなくなる。

石松を引き留める時の「待って」とか超良い。

 

室田瑞希さん

役柄がそもそもむろに寄り添ってる。星田さんのインタビューにもある、元気印でありながら、ナイーブなところ。

むろのシーンは脚本も大変良い。「バレーが上手くなりたいよ・・・!」「スポーツでこんなに悔しいの初めてだよ」。

三井寿の「バスケがしたいです・・・」ばりの名シーン。世界が終るまでは流そう。

ここで4の4泣いてる。

 

この二人がライバルであり、友情であり、支え合っているというのが、莉佳子とむろたにも見えてしまってまた泣く。

 

勝田里奈さん

なんでも出来るなこの人。

かつたさんの歌が始まると舞台の空気が変わる。こずえを励ます姿が強くて優しくて、観ているだけなのに励まされたような気持ちになる。「こずえなら出来る。出来るよ」って台詞が心ごと背中を押してくれる。言われたいわー。励まされたいわー。

ホントに歌が綺麗で素敵だった。「アタックNo.1」にはオーバースペックだぞ。

病院のシーンでベッドに横たわったまましゃーっと舞台袖から運ばれてきて世界一似合うと思った。

 

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それぞれの演技を観るのが楽しい。

演出家さんのインタビューを思い出しながら、結果を受け取るのが楽しい。

 

キャラクターとしては、笠原桃奈さんの演じるすずめが可愛くて好きかな。かっさーの愛らしさがキャラクターに活きてる。すずめの実況シーンが好き。かっさーの見つけた表現を観ているのが楽しい。

あと、体操服姿の上國料萌衣さん(19)は、上國料萌衣さん(19)を知らない人に「この子小学6年生」って紹介してもワンチャン通せると思った。小っちゃい。可愛い。

(ここに体操服画像を貼ってください)

 

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色々書いてきたけど、いちばん好きな台詞は川村文乃さんの「私たちが最強」。

最強。

めちゃくちゃ好き。

あのパートまで何も起こらなくても40分待つよ。

喰い破らんばかりの川村ちゃんをぜひ劇場で。

 

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かつたさんがアタックする姿が見られるのはエンディングだけ!

 

 

 

チケットをなくしたけどなんとかなった話

 

※2018年11月23日現在の情報です って書くと情報ブログ感が出るね。

 

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アンジュルムパシフィコ横浜公演、前夜。

翌日に向けてせっせと荷造りをしている最中、ハッと、チケットをなくしたことに気付きました。

これはその時の話とその後の話。

おたく歴の長い人は知っていることだと思うんだけど、最近ファンになった人もたくさんいるから、ちょっとした情報共有。

あと反省。

結果から言えば、なんとかなります。

 

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かばんを全部漁っても出てこない。

チケットホルダーにも入ってない。

床にぺたりと伏せても落ちてない。

 

蘇る記憶。

3日前。開封済みの青封筒をぽいぽいごみ箱に放り込む自分。

 

はい、やったね。

間違いなくあれだわ。

中に入ってたんだわ。

 

新メンバー発表を明日に控え、メンバーの皆さんのエモーショナルなブログが続く中、「なんてことをしてしまったんだ・・・申し訳ない・・・」とがっくりと落ち込んでベッドに潜り込んだ。

 

朝。

もたもたとtwitterを開くと、フォロワーさんからこんな情報が。

 

FCってチケット復活出来る制度なかったですか?

 

あ。

そう言えば、そんな都市伝説を聞いたことがあった。

自分には関係ないと決め込んでいたから、なくした瞬間は思い出さなかったけれど、そんな噂を聞いたことがある。

(※実際ネットで「ハロプロ チケット 紛失」で調べたら同じような体験談が出てきます)

 

これは行けるのでは・・・? と確証のないまま、会員証と身分証とお金をかばんに大事に入れて会場へ。

 

12時到着。

流石にグッズを買ってる心持ちではない。

グッズ売り場付近にいたバイトさんに「チケットをなくしてしまいまして。そのことでお話を」と偉い人に話をつないでもらう。

一段上の人が出てきてくれたものの、「まだFCの人が来ていないので、開場時間にもう一度お越しいただけますか? その時に判断すると言うことで・・・」と申し訳ない感じで言われたのでいえいえそんなそんなと撤収。

 

maisonを聴いてじっとすること1時間。目の前でピザが飛ぶように売れる。

 

14時。開場時間。

入場口付近の俺はバイトじゃないぞ感が出てるスタッフさんに話しかけると「あ、先ほどお申し出いただいた・・・」と言われ、そうですそうですとなる。しかし「すみません、まだFCの方が来ていませんので」とのこと。

まだかい! とは思ったものの勿論待つ。

 

14時20分頃。

入り口すぐのところに通してもらって、ついにFCの人に「チケットをなくしてしまって」と事情を説明します。

この時、周りに自分と同じようにチケットを紛失した方が5,6人いて、がぜん心強い気持ちになる。

 

向こうから受けた説明は以下の通り。

 

会員番号からFCでの購入確認を取ります

開演5分前にその席が空いていることが確認されたら、そこで改めてチケット代を支払ってもらって、仮チケットをお渡しします

後日、チケットを返送いただければ返金します

 

○購入確認は勿論取れます。

 

○空席確認は、空席狙いのいわゆる「ドリーマー」がいた場合ダメってことになっちゃうんだけど、実際その時お一人、空席確認が取れなかった方がいたようなんですが、FCの人が「私確認してくる」と急ぎ会場へ走っていきました。

え、そんな丁寧な対応してくれるの?! アップフロントはおたくをお客だと思ってたの?!」と驚く自分(失礼)。

自分は入場してしまったのでその後の結果は解からないけれど、直接行ってチケットを確認してくれるんだったら、解決したかもしれないね。してたら良いなあ。

 

○返金については自分は当然ダメだけど、家に忘れてしまったという人ならお金は返ってくるということ。親切。アップフロントはおたくをお客だと(

 

 

というわけで、FCで買ったチケットなら、例えなくしても忘れても、なんとかなります。諦めないで!

でもホント、チケットは大事にしようね。

 

意外と融通をきかせてくれる会社アップフロント

今年はもう叩きませんありがとうありがとう。

 

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「電光石火」についての和田彩花さんのお話

 

書き起こしただけだよ。

 

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リハーサルでツアーの意気込みをなんとなく言ってみたけど腑に落ちませんでした

 

和田さんがブログに綴った言葉。

リハおわった | アンジュルム 和田彩花オフィシャルブログ「あや著」Powered by Ameba

 

この言葉の真意を問われ、和田さん自身がラジオで語っていた。

以下は書き起こしになるが、秋ツアーについての話は5分にわたるためとても長文になっており、ラジコプレミアムの人は以下のURLから聞いた方が早いと思う。イマドキのおたくはみんなプレミアムでしょ?

じゃあなんで書き起こしたとか言わない。

http://radiko.jp/share/?sid=TOKAIRADIO&t=20181118014657

 

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「私たちはその、個性をとても大切にしているし、前回のツアーでは十人十色って言葉を使ったり新曲の中にもそういった側面すごく大きく出てくるわけじゃないですか。

 ええっと、だけどそれは春ツアーとかでよく見られたように、衣装も最近はずっとバラバラだし、とても分かりやすく、多様って部分が出てくると思うんですけど。

 でも一方ではアンジュルムのライブって、今回の秋ツアーのようにすごく作り込む世界観とか・・・、それってなんか、その多様っていう部分とはまたちょっと違うアンジュルムのひとつの側面であり、むしろずっと続けてきた部分。なんかちょっとした、クールな姿もひとつのアンジュルムだと思うんですよ。

 でもそうなった時に、衣装もみんな全員一緒だし秋ツアーは。おんなじ形で。それにやっぱり、うん、まあそこにはとても、クールな衣装の形にはなってるんですけど、個性は全く見えないわけじゃないですか。でさらに、MCでもその秋ツアーの時はそんなに個性を出さずに、むしろなんか『落ち着いて喋ってほしい』って言われてて。

 逆にそれは、自分たちを出すって言うことではなく一周回って、その、今までやってきたことと同じことの延長線でしかないじゃないですか。つまりなんか、決まった中での、その、自分を出すとか。

 例えば思いっきりキャラ作りをするアイドルがいると思うんですけども、それはとても作ったものであって自分自身では・・・、すべてが自分自身ではないと思うんですよ。アンジュルムって普段はそっちとは真逆なところにいて、思いっきり自分たちを出していくしそれを大切にしていく、だけども秋ツアーではまた違った側面がアンジュルムにあって、その、ちょっと逆に一周回って作っているというか。

 分かりますか? MCでもちょっと言い方を落ち着いて言ったりとか、むしろそう言うことをやってほしいって言われて私たちもやっているので。でもそうすることでクールな部分が見えてくるからって言うことでそう言う風に作っているんですけど。

 でもそれって結局、数多くいる、その今までとかこれまでのアイドルの作られた部分と変わりはないわけで、その延長線でしかないわけで、一周回って『ああ結局私は同じ事やってるな』とはちょっと思うところはあるんですけど。

 でもパフォーマンスも、個々を出していくと言うよりも、やっぱり演出とその世界観を見せるためにみんなで揃えていくし、そこには個が見えると言うよりもその世界観をどう表現していくかって、ある意味なんか作った世界観って言うのがすごく重要になってくるわけじゃないですか。

 でもアンジュルムって個をとても大切にするから、私はリハーサルで、なんかその『アンジュルムの多様な部分を楽しんでほしい』って実際言ってみたんですよリハーサルの時の意気込みで。だけどすごく腑に落ちなかったのはやっぱそこの差がすごくあって、でもどちらもアンジュルムなんですよ。もちろん、差を大切にすることも今まであったから今のそのアンジュルムの形が出来てるわけで。

 だけど、一方ではそんな風に世界観を作り込むことで出すクールさとか、アーティスティックな部分って言うのもアンジュルムの一面にあるし、アンジュルムのLIVEならではのところでもあるし、だけどそれは実際、よくよく考えてみれば今までやってきた、アイドルの方が多くやってきた部分の延長線に置かれる部分であって。

 普段の私たちとしては、と比べると逆にちょっと違う部分があるわけで作り込んでいるので。でもそれもアンジュルムのひとつの側面であり、って。

 だから今回の秋ツアーについては多様って言うのは意外と当てはまらなくて、でなにかと言うとやっぱり作り込んだ世界観とかそれを楽しんで欲しい。その中で、でも結局はその差を認めたことによる、出てくる、ステージから出るパワーって言うものがその世界観を支えるものであり、その世界観を作り出すものであるから、変わりはないんだけど。

 なんかね、難しいんだけど、私は『あ、今回のツアーでは多様って言うのはまたちょっと違うな』って。そことの関係は絶対にあるわけなんだけど、その言葉を使うからこのツアーの良さが引き立つってことにはならないなってすごく思って。

 でもアンジュルムのライブってこう言う風に色んな側面があるんだなと思って、うん、なんか感心してしまいました」

 

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今回の「電光石火」に『多様』という言葉は当てはまらない。

ああ、やっぱりそうなのかと。

アンジュルムの“一面”を見せつけるコンサートだったか、と。

納得をする和田さんのお話だった。

 

和田さんがこの文章を書いたブログ。

その前に書かれたメンバーたちのエピソードを読む。

電光石火には馴染まなかった『多様』という言葉がそこにある。

 

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(最後に自分の感想貼っておきます)

sayurumoon.hatenablog.com