SEPTEMBER ENDs

オレンジ

アイドルライブハウスへのネガティブキャンペーン

 

北海道ではウニとイクラとジンギスカンを食べました。

 

――――――

 

今までアイドルのライブハウス公演を敬遠していた人の足をさらに遠のかせる、渾身のネガキャンブログを。

なんかやってること根暗すぎやしないかと思いながら書きあげた渾身の根暗。

アイドルライブハウスはいろいろ大変だよ、という話。

ホールがあること前提の生ぬるい立場からのブログ。

ついでに入場の手順や雰囲気も伝わればいいなと思ってます。

 

■□■

 

最初にライブハウスの良いところ。公平に。

 

・メンバー同士の距離・距離感が近い

・ステージとファンの距離が近い

・立ち位置を選べる

・一体感のある盛り上がり(じぶんはあまり感じたことない)

 

以上。 

メンバー同士の距離が近いので、アイコンタクト、笑わせあい、ちょっかいなどなどが頻繁にあります(アンジュルムだからかも?)。

ファンも近いので、その様子がよく見えて心温まります(前方なら)。

上手か下手か中央か、好きなところで見れるのは良いところ。とは言えそれも前の方の話。後方なら前の人が大きくないとか大人しそうとかそういうところから立ち位置を選んだ方が良いしそれしかないけど。

 

ライブハウスは、前方後方のみならず、とにかく立ち位置によって楽しめる分量がまったく違うので、統一したメリットは見つけ辛いなと思います。

前で入ったらそりゃ楽しいよ。近いからね。前と後ろじゃ楽しめる分量が8倍は違う(当社比

 

 

さあ、張り切ってデメリットを書くぞ。

 

○見えない

きっとライブハウスが敬遠される理由の大きなひとつ。肝心のステージが見えないこと。

これはその通り。上手側しか見えない、ちらっと頭だけ見える、前の人が左に傾くと右が見える、そんなことはライブハウスではたびたび起きる。「整理番号が若ければ見えるのか」と言うと一概にそうとは言えなくて、

・整理番号

・会場(ステージ高、横幅、段差の有無)

・じぶんの身長

・場所選び

この辺が影響してくる。会場名を出すと、例えば岐阜Club-Gは段差が多い会場なので200番でもまともに見える。例えばヘブン○ロックさいたまは、40番でもストレスなく見るのは厳しいかもしれない。きらい。

今からハローが使うライブハウスはもうたいがい一度は使ってるので、調べてみると良いと思います。会場大事。画像検索して雰囲気掴んでおくの大事。横浜Bay hallとか何も知らずに入ったら戸惑って立ち尽くすから。ステージ高1メートルあったらイイネ!

あ、女性はちょっと事情が違くて、ライブハウスにも女性エリアが作られるので、すこし整理番号大きくても見えるかも。エリアのことを知らなくて一般エリアに迷い込んじゃう女の子をたまに見るのでお気をつけて。たいてい上手か下手の最前から。

あとは背の高い人とか跳ぶ人の後ろを避けるとかそんな感じ。まあアンジュルムの場合はほぼ跳ぶ人はいません(壁際・後方のぞく)。ほぼね。サイリウムも顔の前までしか上げない人がけっこういて、そのへんライブハウスを転戦してきたおたくのキャリアと空気を感じさせる。あまねく楽しめたらいいね。

 

○パーソナルスペース

ホールには座席があって仮初めのパーソナルスペースがあるけれど、ライブハウスはそれがないのでこわい。そんな話。

これはアンジュルムだとあまり心配いらない。かな。みんなじぶんの場所を確保したらもうじーっと動かないから。モッシュとかありません。モッシュするとリーダー直々に注意入ります。て言うかアイドル見に来てモッシュやめて。

 

○荷物

じぶんはこれが一番イヤ。

ライブハウスで大きな荷物を持ち込むのはマナー違反。たいがいコインロッカー(orクローク)があるので、荷物は預けましょう。

ただ、どうしても必要な荷物ってのがありまして。UFはライブハウスでもほぼ必ず2公演なので、荷物ぜんぶ放り込んで、終わったら即撤収ってわけにもいかず。じぶんも含め多くの人が小っちゃいバッグを持ち込みます。これがね…邪魔なのよ…。ライブ中なにをするにも邪魔。見えない以上のストレス。買った日替わり写真が折れ曲がる(涙)かつたさんがめちゃかわなやつ折れた(涙)

昼夜のあいだで一回取り出してまた預ければいいじゃん、っていう富豪の意見は聞きません。

ざっと荷物をリストアップすると、

サイリウム(使うなら)

・財布(昼夜のあいだお金無しは辛い)

・チケット(夜公演チケット持って昼に臨まなきゃ)

・ドリンク(買わされる)

冬なら上着、雨なら折りたたみ傘の必要が出てきてこれもう無理だろ。風雨に震えるおたくの姿が見られます。解決方法もない。

書き忘れたけど、ライブハウスにはドリンク代システムがあって、入場時に500円(消費税upで600円になったところもある)払わなきゃいけないから、あらかじめ準備を。払うとなんかしらの引き換えアイテムをくれて、中でドリンクと引き換えられます。これも荷物。昼夜で2本だよ。

 

○見られる人が少ない

キャパが少ないんだから見られる人も少ない。ライブハウスに来ない人はぜったいに来ないんだから、その人たちには見られることもない。どれだけ良いライブをやっても必ず見落とされる層がいる。もったいない。

 

○レポが少ない

1公演あたり300人とか500人とかしか参加してないんだから、当然つぶやく人も少ない。しかも後方はほとんど姿が見えてないので、歌声やMCのレポしか出来ない。じぶんのようなtwitterに棲息してる人間には痛手。twitterを見て「なんか楽しそうだな。行ってみようかな」って感じることはみんなあるはず。

みんなレポってこぞってレポって。未来(レポ)は僕らの手の中。

 

■□■

 

なんとなくライブハウス回りはグループの動員力のせいにされてるけど、利益が出るライブハウスを事務所が選んでるだけだし、探せば中途半端なホールってあるんでないのって思うし、加えてライブハウスで6000円(+500円)の値段設定は相場から見るとかなり高めだし(追記:2016年アンジュルム春ツアーは会場別の値段設定で6000~6500円)。

このギャップを埋めるための終演後握手会だし。

5月26日武道館のチケットは6800円だよ。

 

メンバーも長くやって来たライブハウスツアーで、客側の不満が解かってるから、後ろの見えない客に気を遣ったり、推しジャンをみずから注意したりしてるみたいで。

推しジャンやモッシュをアイドルご本人に注意させちゃうのは良くない。

 

アンジュルム札幌・小樽に参加して、見えたり見えなかったり荷物が邪魔だったりしてひなフェスよりやり辛くて、アンジュルム武道館の後にもライブハウスの追加があって、juiceは220公演チャレンジで、なんかもう当たり前のようにライブハウスを使うから、ちょっと文句を言ってやるぜと思った…んだけど、滋賀のTLを見てたらたのしそうすぎて「え…このブログどうなの…」って思いながらけっきょく書いた。

「だからホールでやろうよ!!」と言うよりも「ライブハウス大変なんだよ!!」と言いたいブログ。

 

今後も行く、けど。ぶっちゃけたことを言うならもう一般販売で買うつもりはなくなっちゃってて。FCで当たらなかったらドナドナ闇市場へ行く。見えないのはダメ。一般販売で買ったチケットでストレスなくライブを見れるなんてことはない。終わりごろになって急にネガキャン感出てきた。

 

ライブハウスならではの楽しさってのはたしかにある。気がする。

が、その言葉を後方で入って言える気はしない。

ライブハウスはお家みたいな感じってあやちょは言うけど、

ホールをお家的な雰囲気にしてみせてほしい。

オリンパスホール八王子やハーモニーホール座間の最後列たのしかったよ。

 

おわりー。