SEPTEMBER ENDs

オレンジ

和田彩花さんのバースデーイベント2017に行った

 

「ベロニカマダンテ」という単語をおととい知った。イイネ。

 

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1ヶ月前の話になるけれど、和田彩花さんの23才バースデーイベントのブログ。

 

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今まで参加してきたハロプロのバースデーイベントの中で、マイベストバースデーイベントだった。

これが見たかったんだ。

こういうことをやって欲しかったんだ、と気づかされた。

twitterにぜんぶ書いたけど、そのくらい良かった、ということでブログにしました。

全体のメモはtwitterに書いたので部分と行間。

 

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セットリスト。

1.あすはデートなのに、今すぐ声が聞きたい

2.パン屋さんのアルバイト

3.シューティングスター

4.しょうがない夢追い人

 

いやマジかよ、と。

イベント2部へ向かう電車の中で、セットリストツイートを読みながら、「1曲も変わってくれるな」と願った。スマホに。

どれも聞きたい。ぜったい聞きたい。1曲でも変わってしまったら悲しい・・・と怯えながら夜の山野ホールへ。結果的には変わらなかったwin。

 

電波不毛の地から、いつの間にかバリ3ホールへ変貌を遂げた山野ホール。恐れることなく到着即入場。

 

するといきなり謎の行列が。

なんだこりゃと見に行くと、その先にはあやちょのパネル展示が。

 

パネル! 展示! なんか写真もアーティスティック!(画像は探してください)

衣装で花と果実の冠をかぶったり(あやちょのリクエストで衣装さんが作った)、グッズにモノクロの写真を取り入れたり、とかくアートみが漂う会場。

 

入場着席。会場内にもおだやかな音楽が流れていて座ってのんびり待つ。

そして開演時間――

 

 

いきなりやられた。

いきなりの、コンテンポラリーダンス

うおお・・・と気圧される自分と、にやけそうになる自分と、ダンスの意味を感じようと見つめる自分と。

 

素晴らしかった。

つよくつよく心が震えた。

ダンスがすごく上手かったとか、表現をすべて理解出来たとか、そういうことではなく、もちろんあやちょは美しかったけれど、それ以上に、あやちょがやりたい表現をやりたいままに見せてくれていることが贅沢だった。

 

前述したグッズや衣装。

その後の美術講座。

スマイレージをテーマにしたセットリスト。

配布されたポストカードのデザイン。

 

あやちょが指示を出して、あやちょがやりたいイベントをやってくれた。

 

和田彩花展覧会だ、と。

見終わった後にそう思った。

 

ハローのイベントはすでにお決まりの形式が出来上がっていて、ほとんどのメンバーのバースデーイベントでは、セットリスト以外の部分には可愛さしかないけれど、本人がやりたいものを表現するステージ、自分のバースデーイベントをそういう場に使ったあやちょを見て、これが見たかったんだと思い知らされた。

その人が見せたいものが見たいんだ。

 

やりたいことをやる。

見せたいものを見せる。

言葉では短いけど、そう簡単に人に届く形にはならない。

あやちょが吸収する表現やアートは、あやちょの中できちんと咀嚼されて、その先であやちょ自身の表現に繋がっているんだと見せられた。

それはきっと日々考えていないと出来ないことで、その視点の高さこそに自分は忠誠を誓える。

 

個人の戦いじゃない。

アンジュルムでどういうステージが作れるかを見ている。

 

歴史の長いハローは、なにかと形が出来上がっている。

ライブも出来上がっていて、スケジュールも出来上がっている。

それは良いことでもあるし、悪いことでもあると思う。

きっとこっちが思いつきもしない楽しいことが、まだまだあるんじゃないか。気がつかないうちに、思考停止に陥ってはいないだろうか。

 

 

稀代の革命家・あやちょが率いるアンジュルムがどんな新しいものを見せてくれるのか。

破壊と創造にたじろぐまい。

進化と変化に乗り遅れまい。

サーヤレソレヤレエイヤサエイヤサ。

という気持ちが高まったイベントになった。

立ち止まっちゃいけないんだよ。

 

ホールコンサート、楽しみっすね。

 

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いちばんむずかしいのは破壊だと思う。