SEPTEMBER ENDs

オレンジ

「アンジュルム コンサートツアー 2018春 十人十色 +」を見に行ったよ(in座間)

 

アンジュルム コンサートツアー 2018春 十人十色 +」を見てきました。

 

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(薄暗い写真しかない)

 

どんな作品を見せてくれるのか。

わくわくしながら行った座間初日、2日目昼公演。

結果から言えば、ブログを書きたくなるコンサートだった。

 

■□■

セットリスト。参考程度に。

 

1.泣けないぜ・・・共感詐欺

2.スペシャルメドレー

 ○汗かいてカルナバル(全員)

 ○ええか!?(中西香菜メイン・竹内朱莉室田瑞希笠原桃奈、川村文乃

 ○新しい私になれ!(上國料萌衣メイン・勝田里奈佐々木莉佳子

 ○カクゴして!(全員)

 ○「良い奴」(和田彩花メイン・佐々木莉佳子

 ○自転車チリリン(船木結メイン・上國料萌衣

 ○ダンスパフォーマンス(和田彩花竹内朱莉室田瑞希佐々木莉佳子船木結

 ○エイティーン エモーション川村文乃メイン・中西香菜笠原桃奈

 ○新・日本のすすめ!(室田瑞希メイン・和田彩花竹内朱莉船木結

 ○私の心(中西香菜勝田里奈上國料萌衣笠原桃奈川村文乃

 ○好きよ、純情反抗期。(勝田里奈メイン・和田彩花竹内朱莉室田瑞希上國料萌衣笠原桃奈船木結、川村文乃

 ○初恋の貴方へ(佐々木莉佳子メイン・中西香菜勝田里奈

 ○上手く言えない(全員)

 ○大人の途中(竹内朱莉メイン・和田彩花中西香菜勝田里奈室田瑞希佐々木莉佳子

 ○ブギートレイン'11(笠原桃奈メイン・上國料萌衣船木結、川村文乃

 ○臥薪嘗胆(全員)

3.ドンデンガエシ

4.大器晩成

VTR(4分休憩)

5.マナーモード

6.涙は蝶に変わる

7.愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間

8.出過ぎた杭は打たれない

9.次々続々

10.乙女の逆襲

11.キソクタダシクウツクシク

12.愛さえあればなんにもいらない

アンコール

13.Uraha=Lover

14.君だけじゃないさ・・・friends(2018アコースティックVer.)

 

■□■ 

 

いや、ライブハウス「十人十色」の伏線ここで効いてくんのかよ!って言う。

メンバー全員のソロ歌をセットリストに組み込んだライブハウス「十人十色」。

それに+がくっついて、まあ関係ないだろと思ってたらまさかの伏線だった。

 

前半はメインメンバーを設定したスペシャルメドレー。

後半はすべてフルコーラスのグループパート。

 

今回の「十人十色 +」は完全に二部構成。

個を見せる一部。

集団を見せる二部。

あやちょが「個性は大前提、その上でグループとしてのまとまりや統一、塊としての強さを見せていくことがこの春ツアーで出来れば」と言っていた。

 

まさにそのままのコンセプト。

まずそこが好き。コンサートにはコンセプトが必要。

 

★一部

コンサート会場の天井でおもちゃ箱がひっくり返ったみたいだった。

てんでバラバラの衣装を着たメンバーが次から次へと曲を歌う。曲も予想外。参加メンバーも多かったり少なかったり。いきなり全員で歌ったり、ダンスパフォーマンスが挟まったり。

「今、この時だけはなんでも許される!」と言わんばかりのしっちゃかめっちゃか無秩序感。

これを待っていたと思った。

可愛さとカッコ良さと楽しさが、ぎゅっと詰まって自由。

すくすく育った個性の競演。

新・日本のイントロとともに優雅なむろたが手を振りながら階段を上がってきた時には大笑いしてしまった。団長!

 

久しぶりの「ええか!?」とか、勝田里奈さんの「好きよ、純情反抗期。」とか、ちょいカワを思い出す「大人の途中」→「ブギートレイン'11」とか。

心を動かすものが多すぎる。

 

スペシャルメドレーが終わって、その後のドンデンと大器晩成の意味はなんだろう?と考えていたら一部終了の合図だった。

 

~休憩4分~

VTRがあるよ。 

 

★二部

一転おそろいのアイドル衣装を着て、アンジュの曲をフルでお届け。

組織を見せるターン。

たとえば「出過ぎた杭は打たれない」の話をすると。

自分は杭があまり好きじゃない。

それでも、今日見た杭は今まででいちばんカッコ良かったんじゃないかと思った。

何度も披露してきたグループとしての練度、メンバー個々の成長、楽曲の世界をつかんだ表現が、グループ全体・楽曲全体の印象値を上げている。

 

特に一人。

佐々木莉佳子さん。

このツアーの莉佳子はべっっっらぼうにカッコいいな!

要所の表情の作り方、おどけ方(ここたぶん強い)、長い手足を鋭く使ったダンス。

近い将来、もっともっと多くの女の子ファンが莉佳子に熱狂することになる。そんな未来が見えた気がしたよ。

 

・「乙女の逆襲」

・「キソクタダシクウツクシク」

・「愛さえあればなんにもいらない」

流れとしては存在するけど、ラストそれはどうなのなんて思いとともに本編終了。アンコール。

新曲「Uraha=Lover」と「君だけじゃないさ・・・friends(2018アコースティックVer.)」で全編終了。

「君だけじゃないさ・・・friends(2018アコースティックVer.)」は、完全にこのシーンで歌うために作られた楽曲だった。

3人フィーチャーの通常版と違って、メンバー全員が順番にソロで歌っていく構成。

良い曲なんすよ。

感動的なシーンでもある。

だけど、シングルに収録する必要はなくない?

通常版をコンサート用にアレンジしましたって言ってやれば良かっただけだと思う。

2014年ならそうした(適当)。

これを収録してしまうあたりが最近のハローの悪いとこ。

 

■□■

 

納得のいかないことが一つ。

後半を(やっている頻度の高い)アンジュ曲でかためたこと。

 

アンジュルムのスタッフは、とかくアンジュとスマイレージを分けたがる。

「アンジュしかやらないんだ!」というならそれも解かる。でも前半でやってるし。今までもやってるし。

やらないのではなく、扱いを分けている。

コンサートツアー『変わるもの 変わらないもの』もそういう作りだった。

自分はそれが納得いかない。

当たり前の顔をして、持ち歌から好きなように曲を選んだら良いのにと思う。

そこに括りをもうけて何か得することはあるのか。

 

前半の楽しく混ざった姿を見てほしい。 まあちょっとは分かれてるけど。

後半にだって、変な括りなく、アンジュの組織としての真価を新しく試す楽曲を入れて良かった。

せばめることなんかない。

 

■□■

 

5月9日発売の新曲について

◎『泣けないぜ・・・共感詐欺』

この曲あんまり聴いたことのないメロディで面白い。

【全米、感動、号泣】はともかく【全然、颯爽、蒼穹】っていう歌詞、意味は解かんないけどノれる。

ラストの「オリジナルの衝撃に 泣け」っていう歌詞が好きだった。

 

◎『Uraha=Lover』

「君に大嫌いなんていったわ 振り向き歩き出す」

「君は大好きなんていったわ 振り向き歩き出す」

「私の背中を見て 本当は少しだけ ほっとしてるくせに」

別れの場面さえ、淡い色合いの思い出にしようとする男性と、

裏腹な心で大嫌いなんていう女性。

そんなこと言って、本当はほっとしてるくせに、っていう歌詞は中々ドラマチックだと思った。

 

 

燃え尽きたので終わります。

次は福岡。

 

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勝田里奈さん誕生日おめでとうございます。

 

 

 

セットリスト、ネタバレのススメ

 

ラドバルキンと戦いすぎて癒やされはじめた。アゴがチャーミング。

 

■□■

 

アンジュルムのライブハウスツアー「十人十色」が3月3日の横浜bay hallから、

アンジュルムのホールツアー「十人十色 +」が4月7日のハーモニーホール座間からSTARTする。

+。

アカウントにめっちゃ+付けたいんだけど5月まで下ろせぬ十字架を背負うようで躊躇してる。

 

始まる前に書きたかった。

書きたかったって言うほどの熱意はないけど。

まー書いてみよっかな?? くらいの。

読んでくれるなら玉露くらいの温度感で読んでください。

 

■□■

 

昨今、ハロプロおたくでセットリストのネタバレを避ける人が増えている。

コンサートに入った人は「ネタバレは避けるけど」「ネタバレはしないけど」そんな言葉を添えて感想を書く。

家にいた人は、おのおのセットリストを探してきて「あれやるんだ」「めっちゃ楽しみ」など曲名を伏せて感想をつぶやく。

 

ネタバレを嫌がる人がいることを知っているから。

知りたい人と嫌がる人、その割合は解からないけど。

とにかく嫌がる人いて、怒られるのもヤだし、避けておこう。

そんな自主規制ムードが定着しているのを感じる。

 

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(時節にぴったり)

 

自分はセットリストのネタバレを気にしない。

初日は気になれば情報を探しに行くし、「へえー」って思った後で正直忘れてしまう。

自分はぜんぜん気にしないけれど、じゃあセットリストをつぶやくかと言えば、もっぱら避ける。

だって怒られたらヤだし。解かるよ。そうなったらめんどいもんね。

 

少し脱線すると。

セットリストのネタバレは気にしないけれど、舞台のネタバレは「読まない方が良いな」と思う。

セットリストのネタバレを嫌がる人の気持ちはそういうことなのかもしれない。

コンサートを初めて出会うストーリーのように楽しんでいるのかもしれない。知らんけど。

だからネタバレが嫌だって気持ちは、共感は出来ないけど理解は出来る。かもね。人それぞれ。

 

真実を言えば、ネタバレは発信側じゃなくて嫌な人が避けるべきだし、ネタバレが嫌なのにそのタイミングでSNSにいる場合じゃない。ちゃんと蓋をして、自分だけが知らない世界を作るのが正しい。

でもそれはちょっと慈悲がない。

twitter在住おたくなのでtwitter読むなとは言えないんだ。

 

でも、ネタバレを避けるが故に生まれる不利益の話もしたい。

そういうのもちゃんとある。セットリスト探すのめんどいに1票。

 

■□■

 

この前、juiceのライブハウスツアーの初日に入ることがあった。 

ライブが終わって、本当は、「この世界は捨てたもんじゃない最高!」って叫びたかった。

でも言えなかった。じっとり黙って大雨の中を帰った。転ばぬ先の自主規制。

言えなかった感想は、言えるようになった頃にあらためてつぶやかれたりしない。

そのうちに忘れてどこかへ消える。

だいたい言えるようになる頃っていつなのか。今の今まで「この世界は捨てたもんじゃない最高!」とはつぶやかなかった。

 

「あのパートが素敵だった」「あのダンスがカッコよかった」「この曲からこの曲への流れが良かった」。

全部言えない。

細かい感想を奪われたおたくは、「楽しかった!」「最高!」、そんな言葉しか言えなくなる。

はっきり言って、そんな言葉が人に刺さるはずもなく。

 

感想に制限をかけるなんてもったいないこと。

感じたこと全てを書いてほしい。その気持ちはその瞬間にしかない。その出来事はその場にしかない。忘れないと思っても忘れるし、光景は目に焼き付かない。だいたい目に焼き付けるって言葉キライなんだよ。

全力の感想を、自分は読みたい。

自主規制がそのくびきになるのなら。

 

アンジュルムのライブハウスツアー「十人十色」。

自分は初日の昼公演に入る。何事もなければ。入ってなかったら何かありました。

敢えてセットリストを羅列してネタバレをしようとは思わないけど、書きたい感想があるのなら、自主規制なしで曲名だろうとなんだろうと書くことにした。

 

だからごめんね? っていうブログ。

twitterをフォローしてくれている方でネタバレが嫌な方は、3月3日、リムーブしない形でうまいこと対処してほしい(リムーブしない形で)。

 

まあ、あんまり気にせず書くよってことで。

その瞬間の熱、感情、記憶を大事に記録していこう。

みんなもどんどん書こう。初日の昼間っからガンガンネタバレしていこうぜ!(共犯作り)

 

 

■□■

 

 

アンジュルムの舞台、演劇女子部「夢見るテレビジョン」を見に行ったよ(ネタバレはします)

 

このブログを書く前に「プラダを着た悪魔」を見ようと思ったのにNETFLIX先生お持ちじゃないのね。

 

■□■

 

演劇女子部「夢見るテレビジョン」見てきました。

 

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全労済ホール/スペース・ゼロ提携公演 演劇女子部「夢見るテレビジョン」』

http://www.helloproject.com/event/detail/75d0f66fa38defaf4254079a0a5cf24cb10dee36/

 

 

感想のブログ。

積極的にネタバレを書くわけじゃないけど、内容にはべたべた触れるからネタバレはある。

スペースゼロに行ける人は行ってね。

(追記 : 終わりました。)

 

■□■

 

面白い。

かなり良かったんじゃないかな、と思う。

 

――テレビのことを何も知らない素人の女の子が、自分を強引に引き入れた圧倒的な力を持つ横暴な女プロデューサーのもとで、酷な仕打ちと戦いながら、優れた感性を発揮して、テレビマンとして成長する物語。

 

ある。

このストーリーはすでにある。

あるんだけど、悪くない。正しいストーリーだから。

 

先に気になったことから言うと、池神のキャラクターが花子の対立する役として立ち上がるのが、少し遅い気がする。

それを踏まえてから見た2回目の観劇は、すごくすんなり物語が入ってきた。

もっと序盤から、横暴で情け容赦なくて無茶難題をふっかけてくるような池神が見えてたら良かったなと思う。

序盤の横暴力が足りない。

朝まで電話待てって言われてもそのくらいやるし、企画書持ってきて「前代未聞の・・・」「コントを超えたコント・・・」なんて企画の説明されたらそら破る(破らない)。

1ヶ月で3人も辞めたというADたちがどうして辞めたのか。

その辺でとみ恵が鬼と呼ばれる所以をもっと伝えてくれても良かったかな、と。

求む無茶難題。 

 

話はもどって。 

ストーリーの骨子は解かりやすくて、キャラクターの置かれ方も解かりやすい。

業界用語を使うザ・ディレクター(かななん)、主人公を認め味方をしてくれる制作部長(かつたさん)、気むずかしい大物役者(莉佳子)と、プロ意識を問う売れっ子歌手(むろ)。

主人公が成長するための道筋がある。

下っ端の放送作家(ふなき)、若手のメイクさん(かっさー)、役者を夢見る付き人(かわむー)。

主人公と一緒に夢を目指すメンバー。

 

スポンサーの社長(まあさ)と代理店社員(タケ)、作家の明智先生(なっきぃ)は、展開のためのキャラクターって位置づけで、外様感があって、扱いとしてはちょっと気の毒。

必要ではあるんだろうけど、ただ明智先生はちょっと便利すぎるな。主人公を立ち直らせる役目が突然そこいくのかって言う。

池神の過去を語る役目も含めて、青梅ディレクターあたりでなんとか・・・ならないか。早乙女部長に頼もう。彼ならやってくれる。

 

真っ当なストーリーを好きなメンバーがやってるってだけで易々嬉しいんだけど、さらにこの作品を彩った特筆ポイントを2つ。

 

1.スーパーヒロイン・上國料萌衣

2.クライマックスの生放送パートの脚本

 

 ■□■

 

今後ことあるごとに言ってやろうと思うんです。

こっちにはかみこがいるんだぞ」って。

 

上國料ヒロイン萌衣。

約束された勝利のヒロイン。

アイドルがステージで放つきらめきとはまた別の、ヒロインとして収まり方。

ヒロインなシーンを上げてくとまじでキリがない。

「MODE」の頃より歌声も強くなって、加入当初は苦手そうだったリズムも安定して、モノローグにも説得力があって。

このドキドキはなんだろう」って台詞をあんなにキラキラ言えるのはかみこだけだよ・・・。

好きな台詞は「ノットオーライ」。

好きな動きは暗中模索、手探り状態の時の平泳ぎ。

かみこで2000字書けちゃうから次。

 

 

■□■

 

クライマックスの脚本。

総キャスト14人。

最後の最後にその人数をごそっと巻き込んで、ごちゃまぜの手札を理想ムーブのように切りながら、どんどん笑いを盛り上げて収束させる、見事な脚本だった。

うわープロの仕事だー、と思った。

思えば「MODE」の中盤、相川さん大活躍パートの脚本も素晴らしかったけど、今回はそれがクライマックスにあって、満足感をもって気持ちよく会場を出られる。風が気持ちいい。太陽がまぶしい。行った日は雨でした。

 

すごく良いシーンだった。

あそこでも外野的立ち位置になっちゃう社長と代理店社員。気の毒なとこある。

 

■□■

 

その他、細かいこと。

 

自分がこの舞台で好きなシーンは、前述した生放送パートともう一つ。

明智先生の台本を読んだ花子が、「控えめに言って 金槌で頭を殴られた ピストルで胸を撃ち抜かれた 控えめに言って くるくると回る万華鏡 宇宙が始まるビッグバン」と歌って踊るシーン。

近づくたびにワクワクした。

何が最高って、ここすごく映画的

花子の爆発する感情に、出演者みんなが踊り出す。台に乗った花子が気持ちよく歌い上げながら運ばれる。

まぶしさに眩んだ目に、スクリーンに映し出されたミュージカルが見えた。

イメージしたのは、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のセルマが、働く工場の機械音を音楽にして踊り出すシーン。

例えに出した映画がわるいのは認める。

 

www.youtube.com

これね。

 

「女性」ではなく「プロ」を焦点にしてるところが見やすい。

前回の作品「MODE」では、女性に対する社会の冷遇が中心で、それに立ち向かう女たちという物語だった。

その潰され方は理不尽で、現代の感覚で見ているとどうにも共感が出来るポイントがなかった。

今回は女性への差別は控えめに、プロとしての在り方を問題としていた。

特にむろが演じる月丘万寿美が説くプロ意識は、主人公の成長を促す。

 

橋場剣一郎を怒らせてしまい、収録が遅れてしまった時。

剣一郎さんが悪いと言うみちるを制して、月丘は「あなたが1000%悪い」と言う。

そして、「コントの代わりに歌を歌ってくれませんか?」と言ってきた花子に対して、「私の歌をなんだと思ってるの」と怒る。

その後、橋場剣一郎に土下座をして、「男がこだわるようなプライドならいくらでも捨てます。目的のためならなんでもやる。それが私の、女のプライドです」と言った花子を、初めて「花子ディレクター」と呼び、花子のために歌を歌う。

 

良い展開だなー。

剣一郎と月丘さんに認められた花子と、舞台袖ではなくステージを降りて去って行く池神。

自分とは違う戦い方をする新風に追いやられる、世代交代がなるほど表現されてるなと思った。

 

すごく印象的だった台詞。

花子「どうして夢を語っちゃいけないんですか。」

とみ恵「私たちは遊びでやってるわけじゃないから。」

花子「遊びじゃないから守りに入るんですか。仕事だから挑戦しないんですか。」

 

前作「MODE」にも通じる良い台詞だ・・・と思いながら、観劇後におたく2人とこの話をしたところ、

「「アップフロントに言ってやりたい」」って2人揃って言ってた。おおう、ってなった。

とみ恵の「いつまでも今の人気にあぐらをかいてたら、あっという間に消えるわよ」って台詞もお届けしよう。

 

ある人?

花子の病室に訪れた早乙女部長が、「ある人に言われたよ。花子くんにもチャンスをやったらどうか。もっと冒険しても良いんじゃないかって」と言うシーンがある。

ある人とは誰か。

このシーンの直後、唐突に明智先生と早乙女部長の、

明智先生「花子ってADさんどうなりました?」

早乙女部長「ええ。無事、今日から復帰します」

明智先生「ディレクターの件も?」

早乙女部長「ええ。すごく張り切ってます」

といった答え合わせみたいな会話シーンが差し込まれること、どう考えても他に該当者がいないことを考えると、やっぱ明智先生かな。

 

小ネタ

他の作品を引用した小ネタがあったので、いちおう書いとく。

○タケちゃん演じる佐山宋太郎は、「MODE」に登場するカメラマン・佐山考太郎(タケちゃん)の双子の兄。

○ザ・カシューナッツを見ながら、「あれ? カシューナッツってもっと可愛くなかったっけ」って言う、元ザ・カシューナッツ船木結(「気絶するほど愛してる!」)

もう一個くらいあった気がするけど忘れた。

 

回替わりをメモする

○青梅Dから花子への指示。

10/7 1公演目「ピンチ10個準備しといて」。ピンチ(危機)を数えて上げ出す花子。

10/7 2公演目「トラばらしといて」。四つん這いになってガオーっと吠え、長介に見られて「あっ、バレた」と言う花子。

10/8 1公演目「あそこ危ないから、なぐりで殺しといて」。パンチをぐるんぐるん振り回して走る花子。

10/8 2公演目「余った消え物持ち帰っとけ」。うらめしやのポーズでさまよって「余ってまーす」と言う花子。

10/14 1公演目 「ネコ盗んどいて」。ほっかむりを被る仕草をして、忍び足で歩いてニャーと鳴く。

10/14 2公演目 「ゲーマンとっぱらいで払っといて」。ぽちぽちゲームをやってから、「とっぱらい!」で投げ捨てる。

10/15 1公演目「お皿金魚鉢に入れといて」「お皿を金魚鉢・・・? お皿を金魚鉢。おっさっらを金魚鉢! おっさっらを金魚鉢!(左から右へお皿を入れる動き)」

 

○見つかったみちる、去る早乙女部長

10/6 「チンチロリーン」「あれ松虫が 鳴いている ちんちろ ちんちろ ちんちろりん」「その松虫がオレです」

10/7 1公演目「ゲロゲロゲロゲログワッグワッグワッ」「かえるのうたが 聞こえてくるよ」「そのかえるがオレです」

10/7 2公演目「ミーンミンミン」「閑けさや 岩にしみ入る 蝉の声」「その蝉がオレです」

10/8 1公演目「ぽっぽっぽ」「鳩ぽっぽ 豆が欲しいかそらやるぞ(客席に適当に蒔く素振り)」「その鳩がオレです」

10/8 2公演目「ゲコゲコバッチャーン」「古池や・・・(おそらく台詞が飛んだかつたさん)」「その蛙(かわず)がオレです」

10/14 1公演目 「ゲコ、ゲコゲコバッチャーン…」「古池や 蛙飛び込む 水の音」「その蛙がオレです」

 10/14 2公演目 「ニャンニャンニャニャーン」「迷子の迷子の子猫ちゃん」「その子猫がオレです」

10/15 1公演目「フォッフォッフォ」「え、バルタン星人? そうだ、ウルトラマンを呼ぼう!(こぶしを突き上げる)」「そのバルタン星人がオレです」

 

○ご機嫌な早乙女部長の台詞

「災い転じて福と為すだ。――――。いや、これは意味違うか・・・」

10/6 「七転び八起き」

10/7 1公演目「大器晩成」

10/7 2公演目「出過ぎた杭は打たれない」

10/8 1公演目「天真爛漫」

10/8 2公演目「ドンデンガエシ」

ドンデンガエシは合ってるんじゃないかな、って思った。

10/14 1公演目 「大器晩成」

10/14 2公演目 「七転び八起き」

10/15 1公演目「臥薪嘗胆」

 

メンバー全員に触れると文字数が多くなりすぎるので、少しだけ。

佐々木莉佳子さん(橋場剣一郎)

かなーりカッコ良かった。表情、視線。気むずかしい大物役者の存在感。莉佳子には大スターの説得力がある。今後の舞台で当たり役が来たら、それこそその筋のファンをごっそり持って行きそうな気がした。ファルスの話をしているよ。

 

勝田里奈さん(早乙女邦彦)

かつたさんはずるい。

クールで綺麗で可愛いのに、面白いことをやらせても上手い。

かつたさんが持つオンリーワンのマイペース(のんびりではない)な雰囲気が、早乙女部長の優しさや穏やかさに繋がって、とても良い役になっていた。

すごく偉いのに、面倒ごと回ってきがちで胃を痛めてるところも愛らしいし、

逆に時折見せる制作部長としての姿もグッとくる。

 

和田彩花さん(池神とみ恵)

主人公の敵となる彼女が、最後まで敵であり、最後まで甘くはないこと。最後まで味方にはならないこと。何を考え何を実行しているのか。謎の多い底知れなさが良かった。あれで認められてしまってはダメなんだよ。

もし本当に生放送が失敗していたら、放送事故になっていたら(まあなったんだけど)、池神は言葉通り花子を切ったんじゃないかな。でも花子はそれに仕事で応えた。だから認めた。情ではなく結果で評価する。

情を隠してこそプロ。

さりとてだからこそ、最後のシーンは好きだぞ。

 

 

ラストシーン。

かみこのあの笑顔を見てときめかない人はいるのかいやいない。

ああ言う終わり方、単純に好き。 

 

画像入れて終わります。

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かみこ、君がヒロイン。

 

 

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