SEPTEMBER ENDs

オレンジ

6月26日以降のモノローグ

 

バースデーイベントで、「自信持って 夢を持って 飛び立つから」を歌った理由を、自分は訊かなかった。

 

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アンジュルム 勝田里奈の卒業に関するお知らせ

http://www.helloproject.com/news/10596/

 

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ノローグ。

 

自分は何かが失われることが苦手で、まあ得意な人はいないと思うけど、何かが亡くなる時、何かが無くなる時、そこから心を離そうとする癖がある。

 

つまらない大人だから、遠くに置いた気持ちを人に話すこともしないし、悟られるようなこともない。

ふつうの顔で日常を過ごして、いつも通りの日常を送る。

そのうちそれが本当になっていく。

目の奥がひりついたり、胸の真ん中が熱くなったり、時折離していた感情が現れるのが少し嬉しい。そんな矛盾。

 

だけど、募った感情からの逃避はむずかしい。

 

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勝田里奈さんの画像いちまいで、文章ひとつで、心が引きずられる。

可愛すぎんな。

 

6月26日以降も、生活が続いているのが悲しい。

いっそたとえば終わるなら、それは納得だったのに。

関係のないところで自分の生活は続いていく。

 

勝田里奈さんがファッションについての夢を語るたび、自分が応援させてもらえるのは今この時だけ、と感じていた。

未来に自分が関わる余地はない。

色んな人に愛されて、支えられて、応援されて、多くの人を幸せにする姿を、見ているだけ。

 

応援している、と思ったことはない。

だって応援を必要としていたのは自分だから。

勝田里奈さんがアイドルでいてくれたから、自分は応援していられた。

シアンでマゼンタでイエローで、ごちゃごちゃに入り交じった灰色の感情がなんだったのか。

恥ずかしいから言いたくない。

 

あと3ヶ月弱。

勝手にそうなっただけだけど、勝田里奈さんの選択でゴールが置かれたことが、なんだか嬉しかった。

 

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