SEPTEMBER ENDs

オレンジ

モーニング娘。'18の秋ツアー「~GET SET, GO!~」に行ってきた

 

セトリは探してください。

 

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モーニング娘。'18コンサートツアー秋~GET SET, GO!~」

初日の座間公演に行ってきました(昼公演)。

セットリストバレを避けるがゆえにtwitterで書けないことは、せっかくだからブログにしようってことで書き始めたものの、そこまでの分量にはならないかも。

本当は曲名も内容もガンガンSNSに書いて感想は根こそぎ書き留めるべきだと思ってるけど、モーニング現場でそんな論争に挑戦するのはやめました。

セットリスト、ネタバレのススメ - SEPTEMBER ENDs

 

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文章を書く時に、最初にわるかったことを書いて、後から良かった点に触れることによって、なんとなく全体の読後感を良かった感じにして朗らかにしておく、ってやり方をしばしば使うんだけど、今回は良かったことから書きたい。

 

・「フラリ銀座」がなかなか面白かった。

変化球。だけど今のモーニングはもともとの球が手元で動いてるから、緩急ついたな、くらいの変化になるけど。面白い。

最近のモーニングは曲よりもダンスが好みじゃないことが多い中、この曲に関してはダンスも面白そうだった。チョコチョコこっち向くふくちゃんが可愛かった。

なお、これとほぼ同じ感想を「憧れのStress-free」に持った。やっぱりあれはモーニングのc/wであるべきだったんだ。

 

・石田さんのダンスが良かった。

ステージ上の石田さんにはハートがあるよね。ダンス含めパフォーマンスに気持ちがのってる感じが好き。ロッキンはもっとのってた。

(かなーり)前はきっちり上手に踊ってるけど体が小さくて目立たないって印象だったんだけど、今日はすごく目に留まった。

その他にも。

りあんらぶりんはなにせ手足が長くて目立つ。

小田ちゃんは可愛い曲を踊らせると特に上手い。

もう1人くらいなんか思ったことがあったんだけどもう忘れた。やっぱ早めに書かないとダメなんだよ。

 

さて一呼吸おきまして。

 

モーニングのコンサートは、相変わらず演出ゼロのセトリ一本勝負だなあと思った。

コンセプトもなく(後述するけどあるにはある)、特記する演出もなく、曲とパフォーマンスをぶつけるだけ。

「GO SET 号(宇宙船)で各地を巡る」っていう設定のクイズコーナーが挟まるけれど、じゃあそれを絡めた演出がどっかにあるのかと言えばない。

セトリとパフォーマンス勝負。それも潔いのかもしれないけど。

自分は、コンサートそのものがひとつの作品になっているような、コンセプトが貫かれたコンサートが好きだし、よく聴いている楽曲がさらに楽しく見えるような演出に心おどる。

最後のMCでさくらちゃんが「今の私たちを前面に見せるコンサート」と言っていた。確かにセットリストからはその意志を感じるけど(間のupdatedゾーンはよく解からん)、より素敵に見せられるような演出に心をくばっても良いじゃない。

(ところで、さくらちゃんがそう言った直後のMCで、石田さんが「(めっちゃ盛り上がった)特にGo Girlね!」と言っちゃうくらい、メドレーに差し込まれたGo Girlの盛り上がりが群を抜いていて、「ホントおまえらそういうとこ」と思った。)

 

上記の話題にもちょっと関連した話。

今回のツアーは最初に直近のEDM系、中盤にupdatedのメドレーが入るんだけど、序盤は出ないのにupdate楽曲にだけはスクリーンに楽曲名を表示するフォローが入っていて(新曲除く)、スタッフの考えるファン層はもう往年の曲名の方が解からないって判断なのかなと思ったりした。

閑話休題

 

そういえば、新しいコンサート用楽曲の「恋してみたくて」。

つんくが書いたわりと直球の可愛いSONG。

正直に言って「これをやるなら今のハローを支える若手女性作家陣の方が魅力的だな・・・」と思ってしまった。思ってしまった直後に「ロマンスに目覚める妄想女子の歌」がきてさすがつんくだぜと思った。やっぱ地球歌わなきゃだな。

この曲、1番Aメロの歌割りが羽賀ちゃんとか横山ちゃんとか歌割りが少ないメンバー主体で、逆に2番Aメロにふくちゃんとかさくらちゃんが登場する構成だった。

正直に言って、1番Aメロは音がめためたでよく解かんなかった。すごく微妙な音程を走るメロディだったから余計に目立った。

まあ初披露だし、これから良くなるんじゃないの。

 

(モーニングにもライブ用新曲、juiceにもライブ用新曲、知らないけどこぶしにもつばきにもあったよね? なんでアンジュは通算2曲なの。新曲の数はメンバーの努力ではどうにも出来ないところなんだから、アンジュ付きのスタッフはいいかげん取ってきて。リソースは奪い合いだぞ。)

 

意外と分量多くなったな。

 

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コンサート自体はちょっと短くて1時間45分で終わった。

オフレコで書けないことも幾つかあるけど、

まとめると、森戸ちゃん顔可愛いな、ということで終わります。

 

 

川村ちゃんはえらいという気持ち

 

えら・い【偉い / 豪い】

1 普通よりもすぐれているさま。

人間として、りっぱですぐれている。「苦労しただけあって、―・い人だ」

 

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GWのアンジュルムは大忙しだった。

むしろここからがリリース週であり、本番はまだ終わっていないのだけれど、

3日は大阪でイベント。

4日は昭島でイベント。

5日は中野でコンサート。

6日は流山でイベント。

多忙を極めていた。

あれだけのすごいコンサートをやった翌日にイベントて。

十人十色+はホントに良いコンサートだから武道館公演行こうな(告知)

 

そんな過酷なGW最終日、流山おおたかの森でのイベントを見に行った。

天候ばっちり晴れ。日差しテリテリ夏模様。

30℃まであと一歩という不健康な気温(インドア派)

ステージはある程度日陰になっていたとは言え、浴びる日差しは本当に暑かった。

扇風機が準備され、ヒヤロンが箱で控え室へ運ばれていくのを見かけた。

 

そんなミニライブ1回目が終わって、握手会。

長机、それにテントが運ばれてきて設置され、メンバーがやってきた。

先頭にあやちょ、続いて期順に並んでいったのだが、1つしかなかったテントの日陰がかなり小さく、メンバーがぎゅっと詰めても、最後に並んだ川村ちゃんだけが日陰から溢れてしまっていた。

サンサンと射す太陽光を浴びる川村ちゃん。

「あれは気の毒だろ・・・」

と誰もが思った(たぶん)

 

そのままでどんどん進む握手会。

自分もサラサラ流れて川村ちゃんの前に。

「・・・・・・(大丈夫かなあ)」と微会釈をすると、

今日も楽しみましょー!」とめっちゃ笑顔でサムズアップをされた。

 

まじかよと思った。

ぜったい暑いのに。

汗をかいているのに。

そもそも疲れているはずなのに。

きっと川村ちゃんは、その姿は見せないんだろうなと感じた。

 

えらい。

めっちゃえらい、とびびる自分。

 

ステージの上で太陽の光を浴びながら、前髪を汗で濡らして、笑顔で「適当を知って、楽に生きよう。ここ一番はちゃんとして」と歌う川村ちゃんに、心打たれずにいられるのか。

 

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その日の夜に更新されたブログ。

今日もとても楽しかったです!!
私太陽には強いと思うんですよ!
小さい頃夏休み毎日太陽浴びながら外で踊りよったき笑!
やき、ひょろひょろやけど心配しないでくださいね

☆ながれやま☆川村文乃 | アンジュルム メンバー オフィシャルブログ Powered by Ameba

きっとたくさんの人に「大丈夫?」って訊かれたんだと思う。

その場でも答えていたと思うけど、ブログでも重ねてアフターフォロー。厚労省もびっくり。

えらい。

えらいポイントゲット。

 

加えてこのブログでは、自身がプロデュースしたセットリストの選曲理由が書かれていて、その理由も明確で狙いがあってまたえらかった。

内容は読んでほしいけど、「その日の思い出に+景色や天気が加わる」という言葉にはものすごく共感した。

同じ流山おおたかの森で、夕暮れ時にやった「夕暮れ 恋の時間」のことを、今でも覚えている。

 

MCでは「来週はお台場や池袋や東京ドームシティでイベントがあるので」と今後の予定をサラサラと羅列。

武道館の告知ではおたくに復唱を求めて、

5月28日~!」(5月28日~!)

日本武道館」(日本武道館!)

5月28日~!」(5月28日~!)

日本武道館」(日本武道館!)

行くぞー!」(行くぞー!)

オー!」(オー!)

と、にぎやかに告知。

自分は優先エリアの外から見ていたのだけど、なんだか楽しそうだなと普通に思った。

なにより川村ちゃん本人がすごく楽しそうに元気にやっているのが素敵だった。

えらい。

えらいパーツが集まってエグゾディアで特殊勝利。

 

川村ちゃんが全方位的にえらいものだから、twitterに書き切ることが出来ずにこうしてブログになった次第。

これは1日間のお話。

加入から1年弱。

改めて感謝ばかり。

そんな川村ちゃんの初武道館公演のチケットが現在発売中ですって(告知)

 

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「アンジュルム コンサートツアー 2018春 十人十色 +」を見に行ったよ(in座間)

 

アンジュルム コンサートツアー 2018春 十人十色 +」を見てきました。

 

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(薄暗い写真しかない)

 

どんな作品を見せてくれるのか。

わくわくしながら行った座間初日、2日目昼公演。

結果から言えば、ブログを書きたくなるコンサートだった。

 

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セットリスト。参考程度に。

 

1.泣けないぜ・・・共感詐欺

2.スペシャルメドレー

 ○汗かいてカルナバル(全員)

 ○ええか!?(中西香菜メイン・竹内朱莉室田瑞希笠原桃奈、川村文乃

 ○新しい私になれ!(上國料萌衣メイン・勝田里奈佐々木莉佳子

 ○カクゴして!(全員)

 ○「良い奴」(和田彩花メイン・佐々木莉佳子

 ○自転車チリリン(船木結メイン・上國料萌衣

 ○ダンスパフォーマンス(和田彩花竹内朱莉室田瑞希佐々木莉佳子船木結

 ○エイティーン エモーション川村文乃メイン・中西香菜笠原桃奈

 ○新・日本のすすめ!(室田瑞希メイン・和田彩花竹内朱莉船木結

 ○私の心(中西香菜勝田里奈上國料萌衣笠原桃奈川村文乃

 ○好きよ、純情反抗期。(勝田里奈メイン・和田彩花竹内朱莉室田瑞希上國料萌衣笠原桃奈船木結、川村文乃

 ○初恋の貴方へ(佐々木莉佳子メイン・中西香菜勝田里奈

 ○上手く言えない(全員)

 ○大人の途中(竹内朱莉メイン・和田彩花中西香菜勝田里奈室田瑞希佐々木莉佳子

 ○ブギートレイン'11(笠原桃奈メイン・上國料萌衣船木結、川村文乃

 ○臥薪嘗胆(全員)

3.ドンデンガエシ

4.大器晩成

VTR(4分休憩)

5.マナーモード

6.涙は蝶に変わる

7.愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間

8.出過ぎた杭は打たれない

9.次々続々

10.乙女の逆襲

11.キソクタダシクウツクシク

12.愛さえあればなんにもいらない

アンコール

13.Uraha=Lover

14.君だけじゃないさ・・・friends(2018アコースティックVer.)

 

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いや、ライブハウス「十人十色」の伏線ここで効いてくんのかよ!って言う。

メンバー全員のソロ歌をセットリストに組み込んだライブハウス「十人十色」。

それに+がくっついて、まあ関係ないだろと思ってたらまさかの伏線だった。

 

前半はメインメンバーを設定したスペシャルメドレー。

後半はすべてフルコーラスのグループパート。

 

今回の「十人十色 +」は完全に二部構成。

個を見せる一部。

集団を見せる二部。

あやちょが「個性は大前提、その上でグループとしてのまとまりや統一、塊としての強さを見せていくことがこの春ツアーで出来れば」と言っていた。

 

まさにそのままのコンセプト。

まずそこが好き。コンサートにはコンセプトが必要。

 

★一部

コンサート会場の天井でおもちゃ箱がひっくり返ったみたいだった。

てんでバラバラの衣装を着たメンバーが次から次へと曲を歌う。曲も予想外。参加メンバーも多かったり少なかったり。いきなり全員で歌ったり、ダンスパフォーマンスが挟まったり。

「今、この時だけはなんでも許される!」と言わんばかりのしっちゃかめっちゃか無秩序感。

これを待っていたと思った。

可愛さとカッコ良さと楽しさが、ぎゅっと詰まって自由。

すくすく育った個性の競演。

新・日本のイントロとともに優雅なむろたが手を振りながら階段を上がってきた時には大笑いしてしまった。団長!

 

久しぶりの「ええか!?」とか、勝田里奈さんの「好きよ、純情反抗期。」とか、ちょいカワを思い出す「大人の途中」→「ブギートレイン'11」とか。

心を動かすものが多すぎる。

 

スペシャルメドレーが終わって、その後のドンデンと大器晩成の意味はなんだろう??と考えていたらそれが一部終了の合図だった。

 

~休憩4分~

VTRがあるよ。 

 

★二部

一転おそろいのアイドル衣装を着て、アンジュの曲をフルでお届け。

組織を見せるターン。

たとえば「出過ぎた杭は打たれない」の話をすると。

自分は杭があまり好きじゃない。

それでも、今日見た杭は今まででいちばんカッコ良かったんじゃないかと思った。

何度も披露してきたグループとしての練度、メンバー個々の成長、楽曲の世界をつかんだ表現が、グループ全体・楽曲全体の印象値を上げている。

 

特に一人。

佐々木莉佳子さん。

佐々木莉佳子さんですよ。

このツアーの莉佳子はべっっっらぼうにカッコいいな!

要所の表情の作り方、おどけ方、長い手足を鋭く使ったダンス。

ツアー見た人みんな莉佳子の話してる。

近い将来、もっともっと多くの女の子ファンが莉佳子に熱狂することになる。そんな未来が見えた気がしたよ。

 

「乙女の逆襲」

「キソクタダシクウツクシク」

「愛さえあればなんにもいらない」

流れとしては解かるけど、ラストにそれはどうなのなんて思いとともに本編終了。アンコールへ。

新曲「Uraha=Lover」と「君だけじゃないさ・・・friends(2018アコースティックVer.)」を披露して全編終了。

「君だけじゃないさ・・・friends(2018アコースティックVer.)」は、完全にこのシーンで歌うために作られた楽曲だった。

3人フィーチャーの通常版と違って、メンバー全員が順番にソロで歌っていく構成。

良い曲なんすよ。

感動的なシーンでもある。

だけど、シングルに収録する必要はなくない?

通常版をコンサート用にアレンジしましたって言ってやれば良かっただけだと思う。

2014年ならそうした(適当)。

これを収録してしまうあたりが最近のハローの悪いとこ。

 

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納得のいかないことが一つ。

後半を(やっている頻度の高い)アンジュ曲でかためたこと。

 

アンジュルムのスタッフは、とかくアンジュとスマイレージを分けたがる。

「アンジュしかやらないんだ!」というならそれも解かる。でも前半でスマイレージの曲やってるし。今までもやってるし。

やらないのではなく、扱いを分けている。

コンサートツアー『変わるもの 変わらないもの』もそういう作りだった。

自分はそれが納得いかない。

当たり前の顔をして、持ち歌から好きなように曲を選んだら良いのにと思う。

そこに括りをもうけて何か得することはあるのか。

スマ曲って言葉自体あんまり使いたくない。

 

前半の楽しく混ざった姿を見てほしい。 まあちょっとは分かれてるけど。

後半にだって、変な括りなく、アンジュの組織としての真価を新しく試す楽曲を入れて良かった。

せばめることなんかない。

 

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5月9日発売の新曲について。

◎『泣けないぜ・・・共感詐欺』

この曲、あんまり聴いたことのないメロディで面白い。

【全米、感動、号泣】はともかく【全然、颯爽、蒼穹】っていう歌詞、意味は解かんないけどノれる。

ラストの「オリジナルの衝撃に 泣け」っていう歌詞が好きだった。

全員で「泣け!」ってかますところめっちゃカッコいいよ。

 

◎『Uraha=Lover』

「君に大嫌いなんていったわ 振り向き歩き出す」

「君は大好きなんていったわ 振り向き歩き出す」

「私の背中を見て 本当は少しだけ ほっとしてるくせに」

別れの場面さえ、淡い色合いの思い出にしようとする男性と、

裏腹な心で大嫌いなんて言う女性。

そんなこと言って、本当はほっとしてるくせに、っていう歌詞は中々ドラマチックだと思った。

 

 

燃え尽きたので終わります。

次は福岡。

 

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勝田里奈さん誕生日おめでとうございます。