SEPTEMBER ENDs

オレンジ

「電光石火」についての和田彩花さんのお話

 

書き起こしただけだよ。

 

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リハーサルでツアーの意気込みをなんとなく言ってみたけど腑に落ちませんでした

 

和田さんがブログに綴った言葉。

リハおわった | アンジュルム 和田彩花オフィシャルブログ「あや著」Powered by Ameba

 

この言葉の真意を問われ、和田さん自身がラジオで語っていた。

以下は書き起こしになるが、秋ツアーについての話は5分にわたるためとても長文になっており、ラジコプレミアムの人は以下のURLから聞いた方が早いと思う。イマドキのおたくはみんなプレミアムでしょ?

じゃあなんで書き起こしたとか言わない。

http://radiko.jp/share/?sid=TOKAIRADIO&t=20181118014657

 

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「私たちはその、個性をとても大切にしているし、前回のツアーでは十人十色って言葉を使ったり新曲の中にもそういった側面すごく大きく出てくるわけじゃないですか。

 ええっと、だけどそれは春ツアーとかでよく見られたように、衣装も最近はずっとバラバラだし、とても分かりやすく、多様って部分が出てくると思うんですけど。

 でも一方ではアンジュルムのライブって、今回の秋ツアーのようにすごく作り込む世界観とか・・・、それってなんか、その多様っていう部分とはまたちょっと違うアンジュルムのひとつの側面であり、むしろずっと続けてきた部分。なんかちょっとした、クールな姿もひとつのアンジュルムだと思うんですよ。

 でもそうなった時に、衣装もみんな全員一緒だし秋ツアーは。おんなじ形で。それにやっぱり、うん、まあそこにはとても、クールな衣装の形にはなってるんですけど、個性は全く見えないわけじゃないですか。でさらに、MCでもその秋ツアーの時はそんなに個性を出さずに、むしろなんか『落ち着いて喋ってほしい』って言われてて。

 逆にそれは、自分たちを出すって言うことではなく一周回って、その、今までやってきたことと同じことの延長線でしかないじゃないですか。つまりなんか、決まった中での、その、自分を出すとか。

 例えば思いっきりキャラ作りをするアイドルがいると思うんですけども、それはとても作ったものであって自分自身では・・・、すべてが自分自身ではないと思うんですよ。アンジュルムって普段はそっちとは真逆なところにいて、思いっきり自分たちを出していくしそれを大切にしていく、だけども秋ツアーではまた違った側面がアンジュルムにあって、その、ちょっと逆に一周回って作っているというか。

 分かりますか? MCでもちょっと言い方を落ち着いて言ったりとか、むしろそう言うことをやってほしいって言われて私たちもやっているので。でもそうすることでクールな部分が見えてくるからって言うことでそう言う風に作っているんですけど。

 でもそれって結局、数多くいる、その今までとかこれまでのアイドルの作られた部分と変わりはないわけで、その延長線でしかないわけで、一周回って『ああ結局私は同じ事やってるな』とはちょっと思うところはあるんですけど。

 でもパフォーマンスも、個々を出していくと言うよりも、やっぱり演出とその世界観を見せるためにみんなで揃えていくし、そこには個が見えると言うよりもその世界観をどう表現していくかって、ある意味なんか作った世界観って言うのがすごく重要になってくるわけじゃないですか。

 でもアンジュルムって個をとても大切にするから、私はリハーサルで、なんかその『アンジュルムの多様な部分を楽しんでほしい』って実際言ってみたんですよリハーサルの時の意気込みで。だけどすごく腑に落ちなかったのはやっぱそこの差がすごくあって、でもどちらもアンジュルムなんですよ。もちろん、差を大切にすることも今まであったから今のそのアンジュルムの形が出来てるわけで。

 だけど、一方ではそんな風に世界観を作り込むことで出すクールさとか、アーティスティックな部分って言うのもアンジュルムの一面にあるし、アンジュルムのLIVEならではのところでもあるし、だけどそれは実際、よくよく考えてみれば今までやってきた、アイドルの方が多くやってきた部分の延長線に置かれる部分であって。

 普段の私たちとしては、と比べると逆にちょっと違う部分があるわけで作り込んでいるので。でもそれもアンジュルムのひとつの側面であり、って。

 だから今回の秋ツアーについては多様って言うのは意外と当てはまらなくて、でなにかと言うとやっぱり作り込んだ世界観とかそれを楽しんで欲しい。その中で、でも結局はその差を認めたことによる、出てくる、ステージから出るパワーって言うものがその世界観を支えるものであり、その世界観を作り出すものであるから、変わりはないんだけど。

 なんかね、難しいんだけど、私は『あ、今回のツアーでは多様って言うのはまたちょっと違うな』って。そことの関係は絶対にあるわけなんだけど、その言葉を使うからこのツアーの良さが引き立つってことにはならないなってすごく思って。

 でもアンジュルムのライブってこう言う風に色んな側面があるんだなと思って、うん、なんか感心してしまいました」

 

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今回の「電光石火」に『多様』という言葉は当てはまらない。

ああ、やっぱりそうなのかと。

アンジュルムの“一面”を見せつけるコンサートだったか、と。

納得をする和田さんのお話だった。

 

和田さんがこの文章を書いたブログ。

その前に書かれたメンバーたちのエピソードを読む。

電光石火には馴染まなかった『多様』という言葉がそこにある。

 

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(最後に自分の感想貼っておきます)

sayurumoon.hatenablog.com

 

 

アンジュルム2018秋「電光石火」に行ってきた


宇宙の 法則が 乱れる!


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アンジュルム2018秋「電光石火」at NHK大阪ホールを見てきました。


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結局はLOVEなんですけど、このブログも最後にはLOVEなんですけど、いろいろ思ったこともあったのでブログにしました。
先に書いとくとコンサートをすごく楽しんだんだけど、その上でどっちかと言えば根暗な話をします。
ネタバレもします。

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最初にかつたさんの可愛かったところを書くから。通って。

今日は公演前に握手会があって、かつたさんの最新の赤グラデーションの髪良いなあと思っていたので、いつも喋んないんだけどそれくらい伝えようかなと入り口のパーテーションの間からかつたさんを見て、見て、前髪ぱっつんになってて(ハッ?)てなって、よくよく見ると横に細い編み込みも作っててばっちりヘアメイクで、うわめちゃめちゃ可愛いON眉? ON眉だよね? ON眉って見間違えじゃない? じゃないわ確かにON眉だわってなってる間に目の前にいて、(めちゃめちゃ可愛い)と言葉にはならず心でうなり、流れ、エスカレーターに乗りながら手が震え、人にTwitterにヤイヤイわめき、早くまた見たくてたまらず、いざコンサートが始まるとポニーテールに変化していて(まじか可愛い)となって、右ほほのほくろにトライフォースを見た。
一息。

ホントに可愛くて、解かってたけど可愛くて、今日も動揺した。
「Uraha=Lover」をにこにこ歌うかつたさんが可愛かった。
「友よ」で和田さんとあっち向いてホイ、タケとジャンケン、かっさーに抱きつかれるかつたさんが可愛かった。
かつたさんが可愛かった話をしたからもう終わっても良い。終わる?



◎電光石火について

今回のツアータイトルは電光石火。
きっと今後ビジュルムで、このツアーにいかなるコンセプトがあったのか、いかなる狙いがあったのか、和田さんの言葉で語られることになると思う。
だからその前に書きたい。
書いておいて、あとで間違いに気付きたい。

セットリストについて話をするから最初にそこから。


1.乙女の逆襲
2.七転び八起き
3.地球は今日も愛を育む
4.出過ぎた杭は打たれない
5.ミステリーナイト!
6.愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間
7.次々続々
8.キソクタダシクウツクシク
☆ダンスパフォーマンス
9.忘れてあげる
10.君だけじゃないさ・・・friends
11.寒いね。
12.I 無双 Strong
13.泣けないぜ・・・共感詐欺
14.マナーモード
15.Uraha=Lover
16.友よ
アンコール
17.46億年LOVE
18.タデ食う虫もLike it!

※すべてフルサイズ


今回の電光石火。
見ていて真っ先に思い出したのは、1年前の中野で行われた、風林火山だった。

カッコよさに全振りした構成、登場時の長いロングコート衣装(みたいなの)、各々が一言述べて去っていく自己紹介、燃え盛る火炎のイメージ映像。

このコンセプトは前に見たぞ、と思った。
比較はしていないけれど、セットリストもかなり近しい形だと思う(探して)。

似通ったコンセプトが故に、メンバーの成長、変化は伝わる。
かっさーは月影先生ばりに片目を髪で隠しながら楽曲の世界観を表現、中西さんのダンスや歌がここへきてグッと良くなり、安定感を増したかみこやむろの歌は聴いていてとても気持ちが良い。
メンバーはみんなホントに進化している。


風林火山から同じメンバーで駆け抜けてきた1年の変化と成長。
そういう狙いがあったのかもしれない。


だとしても、思う。
これはアンジュルムの一面に過ぎないのに。



ダイバーシティ

ダイバーシティ。多様性。
「46億年LOVE」の歌詞に登場するこの言葉は、ここ最近リリースされた「泣けないぜ・・・共感詐欺」や「タデ食う虫もLike it!」でも歌われていて、自分は、この言葉がまさしく今のアンジュを現していると感じている。
十人十色。
メンバーの多様性。
それがそのままグループの多様性。
簡単に言えば「カッコいいのも楽しいのも可愛いのもなんでも出来る」。
それがアンジュの圧倒的強みだと、自分はずっと思っている。
だから、終盤をのぞいてここまでカッコよさに振るのなら、その逆、可愛さや面白さに振った別パターンがあっての二翼一対、そんな形でないと、魅力を映しきったとは言えないんじゃないか。ダイバーシティを使いきれていないのではないか。
そんな風に思ってしまった。

(と、昼公演で思ったものの、「解かった、カッコいいのしかこないんだな。ようし、見せつけてもらおう」という気持ちでのりこんだ夜公演はすごく楽しかったので話半分でお願いしゃす)

ホント、夜公演は楽しんだ。そういうものだと思っていれば。
昼公演はカッコ良さと楽しさのワンツーパンチを待っちゃってたんだよね。
でももっと出来るぞ!
アンジュはあと二回変身を残してるぞ!



◎46億年LOVE

ただ。
こんな頭でっかちなどうこうも「46億年LOVE」の前ではチリも残らない。結局はLOVE。おれたちは勝ったんだ!

「46億年LOVE」は金メダルに楽しい。
初めてイベントで見た時に1等賞なのは解かってたんだけど、おたくが大勢になると、「ノッテこう」をみんなで叫び出すと、こんなにもヤバいかと驚いた。
会場中が楽しそうで、それを見てメンバーが楽しそうで、満ちた楽しさを感じてまた自分も高まっていく。
今後ハロー全体のLIVEでもたびたびやっていくことになると思う。客席大荒れになってほしい。みんなででんすでんすだ。
アンコール明けでいきなり始まるから、アンコールを叫んでいる最中から臨戦態勢で構えておかないと乗り遅れるよ!




◎細部

・「愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間」のBメロでスクリーンに地球を映すのいい加減やめなさい
・「次々続々」の謎のフレーム飛ばし映像も必ずやってるけどそんなに好きか
・休憩時間に流れる(水戸黄門が始まるのかな?) っていう音楽と火炎の映像、ギャグなのかマジなのか悩んで悩んで見届けたらマジだった。
・ダンス部めちゃカッコいい。ただ次の「忘れてあげる」の歌い出しがかみこ、続いてハケたばかりのタケになっていて、ダンス部終わりから次曲が始まるまでにすごく変な間がある。設計ミス。


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めちゃくちゃなことを言えば、パシフィコででんすでんす出来るだけでチケット代は回収できる。
そのうえバリカッコいいアンジュが見られる。
チケットが残ってるのか知らないんだけど、みんなででんすでんすしに横浜へ行こう。


終わりー。

モーニング娘。'18の秋ツアー「~GET SET, GO!~」に行ってきた

 

セトリは探してください。

 

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モーニング娘。'18コンサートツアー秋~GET SET, GO!~」

初日の座間公演に行ってきました(昼公演)。

セットリストバレを避けるがゆえにtwitterで書けないことは、せっかくだからブログにしようってことで書き始めたものの、そこまでの分量にはならないかも。

本当は曲名も内容もガンガンSNSに書いて感想は根こそぎ書き留めるべきだと思ってるけど、モーニング現場でそんな論争に挑戦するのはやめました。

セットリスト、ネタバレのススメ - SEPTEMBER ENDs

 

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文章を書く時に、最初にわるかったことを書いて、後から良かった点に触れることによって、なんとなく全体の読後感を良かった感じにして朗らかにしておく、ってやり方をしばしば使うんだけど、今回は良かったことから書きたい。

 

・「フラリ銀座」がなかなか面白かった。

変化球。だけど今のモーニングはもともとの球が手元で動いてるから、緩急ついたな、くらいの変化になるけど。面白い。

最近のモーニングは曲よりもダンスが好みじゃないことが多い中、この曲に関してはダンスも面白そうだった。チョコチョコこっち向くふくちゃんが可愛かった。

なお、これとほぼ同じ感想を「憧れのStress-free」に持った。やっぱりあれはモーニングのc/wであるべきだったんだ。

 

・石田さんのダンスが良かった。

ステージ上の石田さんにはハートがあるよね。ダンス含めパフォーマンスに気持ちがのってる感じが好き。ロッキンはもっとのってた。

(かなーり)前はきっちり上手に踊ってるけど体が小さくて目立たないって印象だったんだけど、今日はすごく目に留まった。

その他にも。

りあんらぶりんはなにせ手足が長くて目立つ。

小田ちゃんは可愛い曲を踊らせると特に上手い。

もう1人くらいなんか思ったことがあったんだけどもう忘れた。やっぱ早めに書かないとダメなんだよ。

 

さて一呼吸おきまして。

 

モーニングのコンサートは、相変わらず演出ゼロのセトリ一本勝負だなあと思った。

コンセプトもなく(後述するけどあるにはある)、特記する演出もなく、曲とパフォーマンスをぶつけるだけ。

「GO SET 号(宇宙船)で各地を巡る」っていう設定のクイズコーナーが挟まるけれど、じゃあそれを絡めた演出がどっかにあるのかと言えばない。

セトリとパフォーマンス勝負。それも潔いのかもしれないけど。

自分は、コンサートそのものがひとつの作品になっているような、コンセプトが貫かれたコンサートが好きだし、よく聴いている楽曲がさらに楽しく見えるような演出に心おどる。

最後のMCでさくらちゃんが「今の私たちを前面に見せるコンサート」と言っていた。確かにセットリストからはその意志を感じるけど(間のupdatedゾーンはよく解からん)、より素敵に見せられるような演出に心をくばっても良いじゃない。

(ところで、さくらちゃんがそう言った直後のMCで、石田さんが「(めっちゃ盛り上がった)特にGo Girlね!」と言っちゃうくらい、メドレーに差し込まれたGo Girlの盛り上がりが群を抜いていて、「ホントおまえらそういうとこ」と思った。)

 

上記の話題にもちょっと関連した話。

今回のツアーは最初に直近のEDM系、中盤にupdatedのメドレーが入るんだけど、序盤は出ないのにupdate楽曲にだけはスクリーンに楽曲名を表示するフォローが入っていて(新曲除く)、スタッフの考えるファン層はもう往年の曲名の方が解からないって判断なのかなと思ったりした。

閑話休題

 

そういえば、新しいコンサート用楽曲の「恋してみたくて」。

つんくが書いたわりと直球の可愛いSONG。

正直に言って「これをやるなら今のハローを支える若手女性作家陣の方が魅力的だな・・・」と思ってしまった。思ってしまった直後に「ロマンスに目覚める妄想女子の歌」がきてさすがつんくだぜと思った。やっぱ地球歌わなきゃだな。

この曲、1番Aメロの歌割りが羽賀ちゃんとか横山ちゃんとか歌割りが少ないメンバー主体で、逆に2番Aメロにふくちゃんとかさくらちゃんが登場する構成だった。

正直に言って、1番Aメロは音がめためたでよく解かんなかった。すごく微妙な音程を走るメロディだったから余計に目立った。

まあ初披露だし、これから良くなるんじゃないの。

 

(モーニングにもライブ用新曲、juiceにもライブ用新曲、知らないけどこぶしにもつばきにもあったよね? なんでアンジュは通算2曲なの。新曲の数はメンバーの努力ではどうにも出来ないところなんだから、アンジュ付きのスタッフはいいかげん取ってきて。リソースは奪い合いだぞ。)

 

意外と分量多くなったな。

 

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コンサート自体はちょっと短くて1時間45分で終わった。

オフレコで書けないことも幾つかあるけど、

まとめると、森戸ちゃん顔可愛いな、ということで終わります。